No. 761

「俺は神を信じない」
かたくなだった心が解けて
(岩手県KH/40代男性/介護士)

「俺は神を信じないから」。結婚当初、妻に言い放った言葉です。そんな私が信者となって1年。もう、神の教えなしでは生きていけません。

きっかけは仕事の悩みでした。当時、私は転職したばかり。高度な事務処理に付いていけず、上司に叱責(しっせき)され、同僚の舌打ちまで聞こえてきます。「申し訳ない、申し訳ない…」と頭の中で呪文のように唱えている自分。そのうち食事が喉を通らず、出勤できなくなったのです。適応障害でした。

まるで吸い寄せられるように…

幼い2人の娘を抱え、妻は不安だったと思います。でも、「私はパパの良さをたくさん知ってるよ。一緒に神の教えを学ぼう。2人で力を合わせれば、絶対に乗り越えられる」と言ってくれました。自分を信じてくれている、その思いに胸がいっぱいになったのです。妻と出席した「ご案内会」は、一つ一つの内容が心に響き、吸い寄せられるように信者となりました。

教えの中で最初に響いたのは、「感謝」の言葉です。高い倍率の中で採用していただいた会社への感謝もなく、上司が、職場が…と批判一色だったと気付いたのです。そして、私には、夫として、父親として、家族を守る重要な役割があることも分かってきました。どっしりした心で家族を支えるためにも、「夫婦の会話」は不可欠。どんな思いも妻に打ち明け、妻の気持ちもよく聞くと、不思議と心が落ち着くのを感じました。「焦らないで、じっくり治そう」。何度も励ましてくれる妻の言葉に、気持ちが上向きになり、療養中に介護士の資格を取得。昨年末、再就職がかないました。

「仕事」の捉え方が変わった

以前の自分と違うのは、いつも「感謝」の心に立ち戻れることです。仕事を「している」のではなく、「させていただいている」。利用者さんの中には、「悪いね、申し訳ないね…」と繰り返される方もいますが、「お役に立ててうれしいんです」と伝えます。心からそう思うからです。認知症の方とは、意思疎通が難しいものの、「心はどうしてほしいのだろう」と思いをはせていると、「こうかな」と感じ取れて、相手からも「ありがとう」が返ってきます。心は伝わることをしみじみ感じます。

180度変わった口癖

最近、妻に「パパ、顔つきが全然違う。穏やかになった」と褒められました。「前は『きょうも駄目だった』が口癖だった。今は『きょうはこれができたから、まあまあかな』と楽しそうに話してくれる」と。言われてみると、確かにそうです。娘が「みんなよりプールがうまくできなかった」などと落ち込んでいると、「でも、ここまでできるようになって、すごいじゃん!」と励ましている私がいるのです。

子供たちが寝静まった後は、妻と配信授業を学ぶ時間。もっと自分を高めて、我が子の良いお手本になれるように…。心磨きに力が入る毎日です。

※この方の奥様の「喜びの声」も、併せてご覧ください。

神示で確認 「喜び」の仕組み

家族一人一人が「教え」を学び 「教え」に生きる努力をする
 自然と 家庭に会話が生まれ 心休まる家と生(な)ってゆく
互いを思い 心(愛情)をかけ合う家庭に
    人の心(運命)は磨かれ 奉仕に生きる人を育てる

『真実の光・神示 平成30年版』106ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

家族一人一人が「教え」を学び
    「教え」に生きる努力をする
 自然と 家庭に会話が生まれ
    心休まる家と生(な)ってゆく
互いを思い
 心(愛情)をかけ合う家庭に
    人の心(運命)は磨かれ
      奉仕に生きる人を育てる

『真実の光・神示 平成30年版』106ページ