「自分は選ばれた人間」。今となっては恥ずかしいですが、この感覚で生きてまいりました。一級建築士として、さまざまな建物に携わって40年。ありがたいことに高い評価も頂き、やがて自分が世を去っても、「この建物は○○さんが設計した物」と語り継がれていく…。それが私の「生きた証し」と思っておりました。
「自分から」求めなければ…
きっかけは、メルマガでの動画配信でした。といっても、最初は「ラッキー、教会に行かなくても家で学べる」くらいの軽い気持ち。ところが、学び始めたら衝撃の連続でした。仕合せは、神から与えていただくもの。そう思っていましたが、神が「勝手に」仕合せにしてくださるのではなく、「自分から」仕合せになる生き方をしないと、神は守りたくても守れない…。神の世界の掟(おきて)を知った次第です。
信者歴約40年の私ですが、最初からやり直しやな…と思いました。しかし、やるからにはとことんやりたい。負けず嫌いな性格も相まって、教会図書や神の館での学びも、「妻に言われて」から、「自ら進んで」取り組むスタイルへと変わっていきました。
学ぶほど浮き彫りになる、謙虚さのなかった己の生き方。中でも、「生きた証し」を大きく捉え違いしていたことに、青ざめました。自分が設計した建物は、いつかなくなりますが、自分が積み重ねた「生き方」は、子や孫が手本にして、受け継いでくれる。自分の「生きざま」こそ永遠に残るもの…。「自分の人生だから、自分がよければいい」と思っていた、その考えが一気に覆ったのです。
「心」の影響力に気付く
一瞬の「心」の動きが積み重なって、生きざまになっていく…と思うと、何をするにも「今、どんな心か」、緊張感が生まれました。設計士である以上、「こんな建物を作りたい」という考えはあり、お客さまにも「私だったらこうしますよ」と伝えます。そのアドバイスが、芯から相手を思う心からなのか…、一回一回、心根を見詰めるようになったのです。その結果、お客さまのライフスタイルなど、細かくリサーチすることがおのずと増えました。
「いろいろ迷ったけど、あなたにお願いして本当によかった」。その言葉は、形には残りませんが、私の心に生きる喜びを与えてくれます。これぞ生きがい…と思えてなりません。だから、今、進んで人に会い、関わることも増えました。これは、自分でも「変わった」と言い切れる変化です。
深まっていく先祖への感謝
若かりし頃、仕事で他のお宅にお邪魔した時、名乗るだけで、「あー、あの方のお孫さんね」と言われ、そこから相手が心を開いてくださることが何度もありました。当時は、漠然とありがたいな…と思っていましたが、「生きざまを残す」とは、まさにこういうこと。先祖への感謝が深まるばかりです。「良い生き方を子や孫に」。私自身は道半ばではありますが、我が人生の一大事業と思って取り組んでおります。
神示で確認 「喜び」の仕組み
人とこの世に命を頂き 世に奉仕する「心の姿」に 人生の意味がある
「教え」を「人生」の支えにできるほど 「心(人生)」の気付き 悟りが深まる
人格は高く引き上げられ いついつまでも 家族 縁者 友人 知人の心に生き続ける
「心の道」に良き因を残す人の姿が ここにある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』114ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
人とこの世に命を頂き
世に奉仕する「心の姿」に
人生の意味がある
「教え」を「人生」の支えにできるほど
「心(人生)」の気付き
悟りが深まる
人格は高く引き上げられ
いついつまでも
家族 縁者 友人 知人の心に
生き続ける
「心の道」に良き因を残す人の姿が
ここにある
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』114ページ(中略あり)