信者となる前、40歳の頃の自分は、自信がなく、落ち込みやすかったです。おまけに自分中心で、人に気配りもせず、今、振り返っても恥ずかしくなります。でも、このままではいけない…と、心のどこかでは思っていました。そんな時、妻から渡された神示教会のプリント。「必ず仕合せになれる」と書いてあり、その力強さに引かれ、何のちゅうちょもなく信者になりました。
深まっていく神との絆
神の教えは、「これじゃいけん」の連続でした。「自分がしたいことは、みんなもそうしてほしいはず」と、心にゆとりが出てきたのです。一番ハッとした教えは、良いことも悪いことも、全て「自分の心の動き」から起こっている…という内容です。それ以来、人に理不尽なことを言われても、その原因が自分にあったのかもしれない…と、我が身を振り返るようになっていきました。
不思議なもので、神の教えでの自己反省は、落ち込むどころか、気持ちがグラグラしなくなっていくのです。25年前、妻が白血病になった時もそうでした。当時、障害のある娘も、息子もまだ学生でした。落ち込みやすい私が、5年の闘病生活を支えられたことも、旅立った時に「安らかで良かった…」と安心感の方が大きかったことも、神のご守護としか思えません。
定年後も求められる人へ
そこから子供を育て上げ、70歳まで製造の仕事をし、今に至っています。本来なら60歳が定年ですが、70歳までいてほしい…と言ってくださり、最後も引き留めていただき、うれしかったです。退職後も1年くらいは、「対応の仕方を教えて」とちょこちょこ相談の電話がかかってきて、一生懸命答えさせてもらいました。
「人に負けない物を作るために、技術を磨く」これも大事と思います。でも、それは「自分だけの喜び」だったと、信者になって気付きました。お客さまに喜んでほしいし、会社にも喜んでほしい。「自分も相手も良うなりたい」と思って動いた方が、喜びがはるかに大きいことも、神の教えで知りました。
心の変化が何よりうれしい
昔の私のゆがんだ心。急にポンと変わったわけではなく、じわじわ変わった手応えがあります。今は一人暮らしですが、今後の不安はありません。県外の息子はいつも気に掛けてくれるし、施設にいる娘は、誰にでもニコニコ笑いかけて、私やみんなの心を明るくしてくれるからです。
特にこの頃は、一つ一つの出来事を随分とゆったりした心で受け止められて、毎日が過ごしやすくなりました。この心の変化が、とてもうれしいです。「神にすがれば必ず仕合せになれる」。今、そのとおりの人生になっています。
「教え」に生きる思い(決意)が深まるほど 人の心は安定し 迷う思いは消えてゆく
「人生の真理」が見えてきて 「道」欠く心の動きを 自ら抑える人(存在)と成る
神の実在 その力が見えて 人は 心明るく 素直に生きられる
感謝心はますます深まり 世(社会)に奉仕する心の動きが引き出される
「教え」に生きる
思い(決意)が深まるほど
人の心は安定し
迷う思いは消えてゆく
「人生の真理」が見えてきて
「道」欠く心の動きを
自ら抑える人(存在)と成る
神の実在 その力が見えて
人は 心明るく 素直に生きられる
感謝心はますます深まり
世(社会)に奉仕する
心の動きが引き出される
『真実の光・神示 平成30年版』210ページ(中略あり)