(石川県MY/60代女性/カルチャースクール講師)
数十年前、夫を襲った末期がん。転移もあったものの、開腹すると、奇跡的にがんが1カ所に集まっていて、手術は大成功。神の実在を目の当たりにしました。でも、それっきり…。短気で負けず嫌い、激情型の性格は変えられません。似た者同士の夫は、夫婦というよりライバル。クイズ番組ですら、先に答えることに闘志を燃やし、正解すれば勝ち誇るありさま。けんかになると、相手を負かすまでやめず、一年もの間、口を利かないことさえあったのです。
子供の頃から家の中に争いが多く、職場でも、人との関わりに苦労が絶えない日々。そんな生活が体にいいはずもなく、私自身、体調不良を繰り返していました。
次々に見えた自分の課題
それが数年前、「仕合せを得るには仕組みがある」と知り、心から変わりたい!と、スイッチが入ったのです。仕組みを学ぶほど見えてくる、自己中心的な自分の姿。「妻に負かされる夫の気持ちは…。やっぱり気の毒だよな」と、初めて相手の思いに目が向きました。それに、心は共鳴し合うと再確認。私が短気だから、夫も短気が引き出される。「自尊心を傷つけないためにも、攻め込む言葉はやめよう」と決意しました。
仕組みに沿った生き方を意識
すぐには変われず、小競り合いもしました。でも、変わりたい思いを神に願っていると、スッと冷静になれます。ある日、待ち合わせ場所の行き違いで、久しぶりに大げんか。夫に何度電話してもつながらず、「どうして!」と大爆発。夫は夫で、「スマホが壊れてる!」と主張します。以前なら、「こう言えば反省するはず」と、相手を打ち負かす決定打を放っていたでしょう。ところが、「じゃあ一緒に確認してみよう」と言えたのです。携帯電話ショップで尋ねると、原因は単純な操作ミス。分かった瞬間、思わず二人で大笑いしました。
だんだんと夫を立てる気持ちも持てて、あれほどこだわっていた勝ち負けが、全く気にならなくなりました。クイズ番組も楽しく見られ、「すごい!」「よく知ってるね」と、褒め合うことが増えています。夫は、ライバルではなく、支え合いながら、一緒に人生を歩む伴侶。結婚45年で、ようやく本物の夫婦になれました。
職場でも大きな変化が
最近は、講師をしているカルチャー教室の様子も一変。皆さんと分かり合いたい気持ちが芽生えたら、覚えの悪い人にいらつくどころか、自然と相手の状況に思いが向きます。「年齢を重ねると、新しいことを覚えるのも大変だろう」「きょうは調子が悪いのかな」。だから、「もう一回お伝えしましょうか」「忘れないように、ここに書いておきますね」などと、柔らかい言い方ができるのです。昔は1人、2人だった教室に、40人を超える受講者が集まります。「ありがとう」「楽しい」と、みんなが笑顔になるのが、うれしくてたまりません。
ガラリと変わった私の人生
「仕合せの仕組み」を知ったから、変えることのできた私の人生。毎朝、夫婦で教会図書に目を通すのが日課です。そうして6時を迎えると、教会で購入した時計から、優しいメロディーが流れてきて、穏やかな気持ちに包まれます。体調を大きく崩すこともなくなり、こんな毎日が送れるなんて夢のようです。子供がいない私たち。夫と二人で手を取り合って、もっと仕合せな人生を目指して歩んでいきます。
「教え」を学び
「真理」に悟りを得て
心(人生)に生かせる人は皆
相手の気持ちを受け止め
正しい関わりを深めてゆける
仕合せを共有し
会話の絶えない家庭の姿が
ここにある
「教え」のある家庭に
夫婦の運命は重なり
互いの実体を
「真理」に生きて高めることに
気持ちが向かう
「真理」に生きる二人の出会いに
六つの花びら咲き誇る
家庭の基(き)がある
(平成31年1月13日〈中略あり〉)
※六つの花びら;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、人の役に立とうという意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『生命の歩み』84ページで確認しましょう。

