遠い昔、今から25年前は、「心の積み重ね」への意識は薄く、ただその日一日の業務を失敗しないか、ビクビク過ごす自分でした。そんな中で勤務先から解雇。くしくもそれが、苦しみから抜け出すきっかけになりました。
その感謝を「喜びの声」に掲載していただいてから2年。今も介護の仕事を続けています。利用者さんは約40人、スタッフは約20人。利用者さんの介護の度合いはさまざまですが、朝から夜まで寄り添い、触れ合う毎日。その日々が楽しくて仕方なく、仕合せが持続する人生を歩ませていただいています。
この2年間積み重ねてきた心
嫌なことがないわけではありません。仲間に注意され、素直に受け止められず、反抗的な態度を取ってしまったこともあります。でも、翌日すぐ謝ると、相手も「気にしてないよ」と笑顔を返してくれた…、これまでの人生にはなかったやりとりです。
神の教えにある「その日一日、自分にできることを出し惜しみせず、精いっぱい」の心を積み重ねてきたこの2年。「嫌だな」「合わないな」という人がいても、せっかく縁あって出会った人だから、もっと出会いを深めてみたい気持ちが勝るのです。
いろいろな「自分」に出会えて
夕方の祈願で、その日触れ合った人を思い返します。その人たちを好きになれている自分、「あしたはもっと好きになろう」と決意する自分がいます。
見違えるように、円滑に、円満に流れていく人間関係。「声を掛けやすいから」と、あちこちから頼っていただいています。
利用者さんそれぞれの食の好みが分かるから、「きょうは○○さんの好きな納豆ですよ~」と伝えていたら、皆さん「おいしい!」と笑顔いっぱい。こちらも仕合せな気持ちになれます。私が人との関わりを楽しいと思えるようになった理由は、こうした「お互いが笑顔になれる瞬間」を味わえるからだと思います。
一日一日、日を重ねるごとに、仕事が好きになっています。前向きに取り組もうとしている自分。人を好きになろうとしている自分。日常のほんのささいな出来事に、くすっと笑う自分。今までにない「自分」をたくさん感じながら迎えた、ことしの光寿信者参拝時です。毎日仕合せで、生きている今が極楽だなあとつくづく感じます。
※過去に掲載されたこの方の内容は、こちらからご覧いただけます。
「教え」に生きるほど 人は愛を感じ取り 心明るくなってゆく
この時 「運命」に重なる心の動きが取れている
ゆえに 気持ちは ますます明るく ゆったり流れ
一つ一つの出会いを大切にする 思い(感情)が深まってゆく
自然と互いの存在を 補い 支えることに「思い」が向かう
社会に貢献せんと願う心の動きに 人は実体を高め
多くの出会いに 支えられ 引き立てられる
「教え」に生きるほど
人は愛を感じ取り
心明るくなってゆく
この時
「運命」に重なる
心の動きが取れている
ゆえに 気持ちは
ますます明るく ゆったり流れ
一つ一つの出会いを大切にする
思い(感情)が深まってゆく
自然と互いの存在を
補い 支えることに
「思い」が向かう
社会に貢献せんと願う心の動きに
人は実体を高め
多くの出会いに
支えられ 引き立てられる
『真実の光・神示 平成30年版』108ページ(中略あり)