カーッとなる自分を変える
「冷静さ」を手に入れて
(神奈川県YS/70代男性/運転手)

「運転手さん、ありがとう」「きょうの晩ご飯はカレーなんだよ!」「きょうはパパとママがけんかしてるんだあ」スイミングスクールの送迎バスで、子供たちの声に元気をもらう毎日。何て仕合せな仕事だろうと思います。

売り言葉に買い言葉で…

定年後、再就職で就いた運転手の仕事です。楽しく働いていたものの、20歳以上離れた若い人が入ってきてから、状況が一変。最初はかいがいしく面倒を見ていましたが、彼は、仕事はしても、自分の非は認めない人。指摘すれば言葉汚くののしってきます。そのうち、誰からも避けられる存在になりました。そしてある日、ささいなことで言い争いになり、突然殴られたのです。即、上司に報告したものの、会社の対応に納得がいかずに退職。悔しさが抑えきれませんでした。

妻と教務相談に行き、男泣きしました。でも、職員と話す中で「俺は相手を責めることしか言ってないな」と、どこか冷静にもなっていったのです。妻には、「あなた、口の利き方がまずいのよ。人に対しておまえとか。誰だって頭にきちゃうでしょ」と言われました。確かに、自分がそういう言い方をしなければ、相手もカチンとこなかったかも…と妙に合点がいきました。

「一呼吸」の意味をつかむ

しかも、自分は何か言われると、間髪入れずにわーっと返すタイプです。「一呼吸置けばいい」こんな大事なことを、70年の人生にして初めて気付きました。

一呼吸とは「我慢する」のではなく、「そしゃくする」ということ。神の教えからつかみましたが、何といってもすぐカーッとなる自分です。簡単には変われないと思い、それができるように祈願し始めました。

そんな中で、不思議なことが起きました。次の仕事を探していたところ、辞めた会社の先輩方から、「戻ってこないか」と次々に電話を頂いたのです。殴ってきた彼からも2回も電話があり、「あの時は申し訳なかったです。また一緒に働きたいから、戻ってきてくれませんか?」と、反省の思いを話してくれました。私も開口一番に「俺も悪かった」と謝れて、和解できたのです。

70歳を過ぎて変われた喜び

先輩方が上司に掛け合ってくださり、ありがたいことに復職がかないました。こんなにもいい方々に恵まれて、絶対に人の心を踏みにじってはいけない…と、今までにない気持ちが生まれています。

彼とは一番仲良く仕事をしていて、自分でも驚きます。私の心にゆとりができたのでしょう。テントの片付けなど、「社員がやって当然」と言う仲間もいますが、「いいじゃん、できる人がやれば」と、いつもの明るい自分でパパッとやってしまいます。家族が元気で、仕事も楽しい。何より、穏やかな心で過ごせる「今」が、人生で一番仕合せです。

――人との出会いを重ね 人は生きてゆく――
 出会いを生かせた者は 生きがい多い人生を手にし
    出会いを生かせぬ者は 迷い多い人生となる
仕事は 「奉仕心」身に付けし者には 生きがいとなる
 縁ある人のために 我の力と存在を奉仕する
 自然と多くの人が集まり 愛心が育ち 環境が潤ってゆく

――人との出会いを重ね
    人は生きてゆく――
 出会いを生かせた者は
    生きがい多い人生を手にし
  出会いを生かせぬ者は
      迷い多い人生となる
仕事は 「奉仕心」身に付けし者には
      生きがいとなる
 縁ある人のために
      我の力と存在を奉仕する
 自然と多くの人が集まり
    愛心が育ち 環境が潤ってゆく

『真実の光・神示 平成17年版』83ページ(中略あり)

 

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