No. 752

離婚を決めていた2年前
夫婦で歩む喜びを見つけて
(新潟県YI/50代女性/会社員)

結婚記念の儀式(金光輪)を受けさせていただきました。本当は2年前が結婚25周年だったのですが、夫婦仲は冷えきっていて、そんな気持ちになれませんでした。

ストンと心に落ちた神の教え

仲良しだった私たち夫婦。神の館にも一緒に行って、2人で教えを学んでいました。それなのに、私に内緒で借金をしていたのです。夫は経緯を話してくれましたが、それも全てうそ。私の心はズタズタでした。

「離婚したい」と言う私に、夫は「別れないでほしい」と何度もわびてきました。でも許せず、教えを学んでも素直に受け入れられず、深みにはまっていく心…。そんな中、夫が大量に下血したのです。「ほら見ろ」と冷たい心の自分。でも、夫の不安いっぱいの表情を見た瞬間、不思議と神の教えがよみがえってきました。「家族の問題は、一人の問題ではなく、みんなの問題。いいことは喜び合い、悪いことは助け合う」。この教えが、ストンと落ちて、「パパ、一緒に病院行こう」という言葉が出ていました。

話さないのではなく「話せない」

夫とは顔も見ずにやりとりしていましたが、目を見て話せました。それだけなのに、夫は「やっとママが笑った」と泣いています。その言葉を聞いて、私の態度のきつさが、夫の「話せない」現象に直結していたと気付いたのです。夫ばかりを責めて、責めて…。でも、私は私で「温かく」支えるとか、「優しく」受け止めるなど、妻らしい心が足りなかったのです。

夫の下血は、軽い炎症が原因で、薬で治りました。しかし、夫婦仲も戻って一件落着…とはいかず、夫の言動にカチンとくるなど、心は相変わらずアップダウン。でも、その後が前とは違うのです。「その言い方、少し傷つくな」などとお互いフラットに言えて、「そうか、ごめん」の言葉も増えました。その頃には、祈願も「夫を許せますように」から、「きょう一日、一つでいいから夫や周りの役に立ちたい」というものに変わっていました。

2年越しの儀式に格別の感動が

借金も返済のめどが付き、2年越しで受けられた儀式。夫は、3つの感謝を伝えてくれました。1つ目に、私と出会えたこと。だから3人の娘に出会えたこと。そして神に出会えたこと。それを、涙を流しながら語ってくれたのです。娘たちも、「温かい家庭にしてくれてありがとう」と言ってくれ、私は家族の言葉に泣き崩れました。ここまでの道のりも、この日の感動を盛り上げるための出来事だったのかな…と思ったほどです。

儀式を受けてからというもの、夫を許せなかった思いはきれいに消え去り、そばにいてくれる感謝が膨らんでいます。2人でコーヒーを飲みながら、「仕合せだねえ」としみじみ語り合っているなんて、自分でも信じられません。春には、娘が進学で家を出て、夫婦2人暮らしになりますが、2人でわーわー言いながら、仲良く、楽しくやっていきたいと思います。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
    互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
 二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
     心(人生)に生かせる人は皆
  相手の気持ちを受け止め
    正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に
      夫婦の運命は重なり
  互いの実体を
    「真理」に生きて高めることに
      気持ちが向かう
 二人の会話も深まり
    共鳴 共感し合う人生が
      始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)