久しぶりに訪れた神の館は、変わらず私の心をすっぽり包んでくれる、温かい場所でした。以前は次姉に誘われ、一緒に参拝していたのですが、母の葬儀の後に大げんかしてから絶縁状態。神の館からも足が遠のいていたのです。
亡き母に思いをはせると
そんな中、身体障害と知的障害のある長姉が、年齢規約で施設を退所し、独身の私と同居することになりました。一人で頑張ろうと思っていましたが、次姉が何かにつけて気に掛け、助けてくれるのです。姉は、どんな思いで私に歩み寄ってくれているのか…。「許せない」とこだわる自分が恥ずかしくなりました。
何より思い返したのは、母のことです。神様が大好きで、教えを学んでは、一生懸命祈願していた母。きっと、姉妹仲良く暮らしてほしいと願っていたはず。「母を悲しませたくない」私も、姉に歩み寄りました。そして、また一緒に神の館に足を運ぶようになったのです。
自分ですら気付けないのに…
神の教えはすごいです。心がどんどん優しくなるのが分かるのです。
耳が遠く、何かと介助が必要な長姉との生活は、想像以上にストレスがたまります。祈願も欠かせませんが、教えが大きな気付きを与えてくれました。「相手目線で考える」一人で自由気ままに生きてきた私は、これがすっかり抜け落ちていたのです。自分のことなのに、自分ですら気付けなかった「心のあら」を映し出してくれる神の教え。それをすぐに祈願し、修正していける、この環境の素晴らしさを感じます。
姉の存在そのものが私の誇り
不思議なことに、私の心が穏やかだと、姉も穏やかです。しかも、最近は、姉の良いところがたくさん見えるのです。「ありがとう」「悪いね」と必ず言ってくれ、デイサービスでもみんなに愛されています。姉の生き方から、教わることがいっぱいです。次姉も「状況どう?」と連絡をくれ、一緒に世話をしてくれます。昔の仲良し姉妹に戻れたことが、本当にうれしいです。
長姉は、周りの人たちに「妹が世話してくれるのが仕合せなの!」と言っているそうです。でも、私は思います。姉に「頼ってもらえる」ことで、私の方が喜びを頂いている…と。
神の教えが、切れかかっていた姉妹の縁をつないでくれました。それどころか、絆が日に日に深まっています。天国の母も、どれほど喜んでいるでしょうか。「姉妹っていいなー」と、感謝する毎日です。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を「人生」支える軸に据えて 日々歩んでごらん
気持ちは安定し 自他それぞれの人生が 明確に見えてくる
人 物との出会いを生かし 互いに支え 補い合う関わりが持てる
人間は 一人で生きてはゆけない存在
この真実を悟って 「教え」に生きる
そこに 今自ら関わり なすべきこと(行動)が見える
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』20ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を「人生」支える軸に据えて
日々歩んでごらん
気持ちは安定し
自他それぞれの人生が
明確に見えてくる
人 物との出会いを生かし
互いに支え
補い合う関わりが持てる
人間は 一人で生きてはゆけない存在
この真実を悟って 「教え」に生きる
そこに
今自ら関わり
なすべきこと(行動)が見える
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』20ページ(中略あり)