No. 526

子供に受け継がれる生き方
家族の愛が支えた日々
(群馬県MK/50代女性/パート)

昨年12月、夫を見送りました。大腸がんで9年間の闘病生活でした。

夫と一緒に過ごす大切な時間

夫は当初、幼い次男には心配を掛けたくないと、病気のことをはっきり伝えていませんでした。それでも、ずっと内緒にしておくのもどうかと思ったのでしょう。ある時、自分から伝えたのです。当時、次男は中学生。受け止められるか心配でしたが、返ってきた言葉は「言ってくれてありがとう」でした。病は夫一人で闘うものではない…。家族みんなで支えていこうと、私も強く意識した瞬間でした。

夫の体は少しずつ弱り、治療法も減っていきました。それでも、夫は、文句も弱音も口にしませんでした。それどころか、いつも「何かできることはないか?」と言うのです。その前向きさに、私たちの方が支えられていました。

最後は、夫が大好きな家での在宅看護を選択。介護の勉強をしていた長男は、たくさん支えてくれました。次男は、学校から帰ると「お父さん!」と一目散に夫の元へ。夫は子供たちがかわいくて仕方なかったようです。話を聞いて、「よかったな」「すごいじゃないか」と目いっぱい褒め、少しでも帰りが遅いと、「まだなのか?」とそわそわしていました。

夫は、私の話にも、本当によく耳を傾けてくれました。夫の部屋には、いつも自然とみんなが集まってきて、テレビも、食事も、何をするにも家族4人一緒でした。

やってきた別れの時

最後の日も、普段と変わらず夫のそばで、家族みんなで会話していました。そして、全員が見守る中、静かに神の元に旅立っていったのです。安心感に包まれた夫の顔。悲しさはあっても、心は不思議と穏やかで、「神が私たちの心を守ってくれている。これが神の力…」と感じたのを覚えています。

神に感謝、夫に感謝

後日、明魂祭で夫に思いを伝えました。「『うちの子はかわいいだろ』と、どこでも自慢するほど、子供にたくさん愛をかけてくれましたね。人の心を大切にするあなたの生き方を、受け継いでいきます」子供たちは上を向いて涙をこらえ、それでもこらえきれずに何度も拭っていました。

「父さんが、介護士として働く姿をずっと見てきた。同じ道を追い掛けてく感じで不思議だけど、精いっぱい頑張るから」「僕も父さんみたいに、将来はたくさんの人の役に立ちたい!」子供たちもそれぞれに思いを届けていて、その背中が大きく、頼もしく見えました。

夫は、どこまでも人に尽くす姿を、子供たちにしっかりと見せてくれました。もう会えないと分かっているのに、夫がそばにいるような、不思議な安心感があります。夫に出会えて、本当によかったです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

人間は 家族との関わりの中で 生涯を歩み 「心の道」をつないでゆく
 家族の縁が 悔いを残さず「生きる」 心の支えと成る
「教え」が家族の心をつなぎ 声掛け 支え合って「生きる」意味(価値)が悟れる
 「教え」に生きる家庭 家族は
    会話にあふれ 互いの「運命」を重ね 補い合って「生きる」強さがある

『真実の光・神示 平成29年版』14ページ(中略あり)

※「心の道」をつなぐ…親から子、子から孫へと良い生き方を受け継いでいくこと

神示で確認 「喜び」の仕組み

人間は 家族との関わりの中で
  生涯を歩み
    「心の道」をつないでゆく
 家族の縁が
  悔いを残さず「生きる」
    心の支えと成る
「教え」が家族の心をつなぎ
  声掛け 支え合って「生きる」
    意味(価値)が悟れる
 「教え」に生きる家庭 家族は
  会話にあふれ
    互いの「運命」を重ね
      補い合って
        「生きる」強さがある

『真実の光・神示 平成29年版』14ページ(中略あり)

※「心の道」をつなぐ…親から子、子から孫へと良い生き方を受け継いでいくこと