No. 1373

長年の娘への不安が一掃
“未来は絶対に大丈夫”と
(北海道YK/60代女性/主婦)

10代から始まった次女の暴力、暴言。不登校に、警察沙汰。統合失調症でした。「次は何をしでかすの」「こんな生活がいつまで続くのだろう」びくびくしながらの毎日に、明るい未来など思い描けませんでした。 

それから20年以上が経過。この間に、娘と別居し、週に3度、夫と訪ねていたものの、いつもつらい思いをするだけ。何度心が折れそうになったか知れません。それでも、私たち夫婦の心が折れなかったのは、神に心をお守りいただいてきたからです。さらに今回、大きな転機が訪れました。 

“気付き”が前進のきっかけに

母の他界、生活の変化…。心が揺れる自分を立て直そうと教会図書を読む中で、ドキッとしたことが二つありました。娘を大事に思いつつも、「何で困らせるの」と信じられなかった心。一緒に乗り越えてきた夫なのに、不満があり、大事に思えない心。自分の奥底にある本心に、初めて気付いたのです。 

取り越し苦労をする私が祈願で語ることと言えば、不安ばかり。それが、この気付き以来、大きく変わりました。「娘を信じきれる心にさせてください。夫を大事に思い、愛の心を向けられますように…。和のある家庭を築く努力を、二人でさせてください」と。 

夫に本音を話せたら…

言葉がきついのも私の欠点。夫が優しい性格なのをいいことに、「もっとしっかりしてくれないと!」「それは違うでしょ!」とズバズバ。もっと夫を頼ろう、頼りたいと、自分が娘に対して思っていることを伝えたら、「俺も同じ気持ちだよ」と言ってくれました。これまた、初めてお互いに交わした本音の心。夫婦の距離が、ぐんと縮まった気がしました。 

こんなふうに心が変わり出したある日。娘と何げなく見ていた夫の姿が、何ともおかしく、二人でおなかを抱えて大笑いしたのです。日頃は無表情な次女が笑っている…。一緒に笑える日が来るなんて…。うれしくてうれしくて、胸がいっぱいでした。 

さらには、服を着替え、お風呂に入って…といった“普通に過ごす”ことが難しかった娘が、一つ一つ自主的に。娘にとって、大きな大きな一歩を踏み出せたのです。 

生きる喜びと希望にあふれて

以前は、何度も同じことを聞いてくる娘を、面倒に思ったことも。しかし、「楽しい時間を過ごせるように…。気持ちを受け止められる自分に」と祈願すると、話をよく聞けて、寄り添えます。何をされるか分からないとビクビクしていた心が、今は全くなくなりました。 

夫と二人で和のある家庭を築く。この神の教えを支えに、正しい祈願を重ねていけば何の不安もない。そこに気付いて、生きていく喜びをかみしめる日々です。“未来は絶対に大丈夫”と、希望にあふれています。 

「教え」を心(人生)の支えに生きるほど 人の心は安定し 迷いはなくなる
 この世は 互いに運命実体が重なり合うほど 調和して流れてゆく
 神示「真理」が人の心に 本音で真剣に関わり合う心を引き出す
「教え」の価値を知って 今こそ 信者は「教え」に生きる家庭をつくる時

「教え」を
  心(人生)の支えに生きるほど
   人の心は安定し 迷いはなくなる
 この世は
  互いに運命実体が重なり合うほど
         調和して流れてゆく
 神示「真理」が人の心に
    本音で真剣に関わり合う
            心を引き出す
「教え」の価値を知って
  今こそ 信者は
   「教え」に生きる家庭をつくる時

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』78ページ(中略あり)