No. 1239

希望の職種に就けない…
就活の苦しみが消えた理由
(茨城県AO/20代女性/アルバイト)

大学時代の私は、寝ても覚めてもサークルばかり。ダンスサークルに所属して、大学3年生の時にはリーダーも任されました。ファンとして応援してくださる方も増えていく中で、卒業後は、芸能界で活動したいと思い始めたのです。 

初めて神に打ち明けた本音

勉強会で、「15歳から30歳までは春の年代。素直、正直に家族に何でも話すことが大切」と学ぶたび、心に引っかかっていました。親に話したからといって、オーディションに合格できるわけでもないし、「そもそも急に話せない」と思ったのです。 

父は、寡黙で自分の思いを話さない人。母は、相談しても「大丈夫だよ~」と軽いタイプ。そういうところが嫌でした。ただ、このままではいけない気がした私は、「どうしても家族に自分の気持ちを話せません。でも実践したいです」と、初めて本音を祈願していきました。 

自分から踏み出した一歩

ちょうどその頃、コロナ禍の影響でサークル活動が停止。芸能関係の仕事も、採用がめっきり減って就活が難航し、実家に帰ることになりました。自分の思いを伝えざるを得ない状況。神様の後押しと思い、勇気を持って両親に話してみたのです。 

何度トライしてもオーディションに合格できない悔しさ。何の予定もなく、ずっと家にいる切なさ。初めて話した「自分の本音」。話してみると違いました。いつもの父なら、自分が居たたまれない気持ちになると無言でどこかに行ってしまうのに、この時はわざわざそばに来て、親身に話を聞いてくれたのです。母も同じでした。二人で私の良いところをたくさん教えてくれたのです。 

こだわりの強さに気付いて

両親と会話しているうちに、「職種へのこだわりが強過ぎる自分」に気付きました。公式サイト「何でも相談室」で読んだ、「職種 肩書 立場 心に抱き 夢を追う前に 奉仕心を身に付け 生きるが先と申す」(『真実の光・神示 平成17年版』180ページ)。この神示を見た時、本当にこだわるべきところは、職種ではなく、「奉仕心」だと分かったのです。

「絶対に芸能活動をしたい」というこだわりが抜けていきました。真面目で努力家。そんな自分の良さが生かせる仕事を…と思いながら就活を進める中、このたび、県の総合庁舎で働かせていただくことになりました。ここまで支えてくれた家族や周りの人に感謝でいっぱいです。「ご縁を頂いた場所でお役に立てるように頑張りたい」そう思えるようになった自分の心の変化に、成長を感じています。 

母より

あんなに「自分のやりたい仕事じゃないと嫌」と言っていたのに…驚いています。最初は「時期が来れば働いてくれるだろう」と安易に考えていましたが、そのうち娘が「つらい」とこぼし始め、夫婦で教務相談を受けました。職員に「ご主人は家族思いですね」と言われた時、ハッとしました。そんな夫を責め、受け入れる心がなかったから…。夫も何か感じたことがあったようで、そこから我が家の会話は、もっと本音の会話に変わっていったのです。私と夫がほんの少し変わっただけで、娘も変わるとは…。家族で教えを学べる信者で本当に良かったと思っています。

「教え」を学び 心の支えに生活するほど 人の心に迷いは起きない
 自然と 「運命」が導く人生を求めて 奉仕に生きる心が引き出されてゆく
 家族で「教え」を学び
    家族それぞれが関わりを深めるほど 我が「人生」あるべき心の姿が見えてくる

「教え」を学び
  心の支えに生活するほど
       人の心に迷いは起きない
 自然と
  「運命」が導く人生を求めて
        奉仕に生きる心が
          引き出されてゆく
 家族で「教え」を学び
  家族それぞれが
       関わりを深めるほど
    我が「人生」
     あるべき心の姿が見えてくる

『真実の光・神示 平成30年版』102ページ(中略あり)