看護師として、誇りと責任感を持って仕事に臨んでいますが、人間関係では不満と報われない思いをずっと感じてきました。
取り組むのは「家庭」から
教務相談を受けると、夫との向き合い方を尋ねられ、「そこから取り組みましょう」と言われました。「仕事の相談なのに?」と思いましたが、言われてみれば、夫に対しても不満を持っている。家でも職場でも、同じ心が出ていると分かったのです。
夫婦二人暮らし、共働きの我が家。でも、夫は家ではゲームをしたり、テレビを見たりで、結局家事をするのは私ばかり。「家政婦みたい」と募るストレス。「あなたが手伝わないなら、私だって必要最低限しかしない!」と言ったこともありました。
「分かろうとする」だけで…
ある時、夫と仕事の話をしていたら、「完璧主義なんじゃない?」と言われました。確かに…。夫は私をよく見ている。なのに、私は全然夫を見ていなかった。分かろうともしていないと気付いたのです。
「分かろうとする」。この心を持つだけで全く違いました。夫が頼んだことをしていなくても、「後でやってくれるのかな?」と思えて、「しんどかったら大丈夫だからね」と言えるゆとりが持てています。
そのうち、私が仕事から帰ると、夫が家事を一つ終わらせておいてくれるようになっていました。夫こそ疲れているのに、「お皿洗っておくよ。お風呂に入ってきな」と優しい言葉まで。私が分かろうとすると、夫も分かろうとしてくれる。「夫婦は映し鏡」というのは、本当だと感じています。
夫婦そろって充実していく毎日
いつしか職場で感じていたストレスも、消えていました。できることをコツコツしていたら、次第に任されることが増えて、絶対無理と思っていた手術の現場にも入らせてもらえるようになったのです。患者さんにも「きょうは担当じゃないの?」などとたくさん声を掛けていただき、「これが看護師をしているということだな」。大きな喜びを感じています。
夫は、仕事を家庭に持ち込まないタイプでしたが、最近、職場での出来事をいろいろ話してくれます。誰にでも分け隔てなく、信念を持って関わる様子が伝わって、夫が誇らしくなりました。今はリーダーの立場も頂き、やりがいを感じているようです。
教えで生きる思いが膨らんで
毎日が心地よいものへと変わっていく喜びをかみしめながら、2月に亡くした姉を思います。まだ37歳でしたが、「玉納奉寿」で驚くほど多くの方に送っていただき、「人に慕われる人生って、姉のような人生なんだ」と深く感じました。神の教えで生き抜いた姉の人生を絶対に無駄にしてはいけない、私も見習いたい。その思いがますます膨らんでいます。
「教え」のある家庭をつくる努力をする
「教え」で心(気持ち)重なる家庭を 家族でつくる
「和のある家庭」に人の心(運命実体)は安定し
家族の会話を通し 実体を互いに修正してゆく
自然と 運命の力が引き出され 奉仕に「生きる」心が芽吹く
我が家の「心の道」に 生き 閉じてゆく 「人生の真実」を知ったとき
人間は 自然と社会に奉仕して 「生きる」気持ちが持てる
「教え」のある家庭をつくる努力をする
「教え」で
心(気持ち)重なる家庭を
家族でつくる
「和のある家庭」に
人の心(運命実体)は安定し
家族の会話を通し
実体を互いに修正してゆく
自然と 運命の力が引き出され
奉仕に「生きる」心が芽吹く
我が家の「心の道」に
生き 閉じてゆく
「人生の真実」を知ったとき
人間は 自然と社会に奉仕して
「生きる」気持ちが持てる
『真実の光・神示 令和2年版』76ページ