No. 1172

まだまだ続く好転人生
今、私が手にしたもの(続編)
(京都府MA/70代女性/主婦)

おととし信者になり、去年「喜びの声」に掲載していただいてから、我が家には大きな変化がありました。月に一回は必ず夫婦げんかをしていたのに、それがなくなっていったのです。 

自分を客観的に見詰める

ただ、苦しさもありました。かつて「がんで2カ月の命」と宣告された夫ですが、6年たった今も、命を頂いています。それなのに大の病院嫌い。私が心配のあまりいろいろ言うと、せっかく作った食事を口にしなくなるのです。 

教務相談で「夫への流しきれない思いがある」と気付き、偉光会館で祈願しました。帰ってから出したご飯を、なぜか夫は食べてくれました。 

不思議はまだ続きました。いつもどおり朝食を作っていた時、ふっと見えた己の姿。息子のお弁当を作り、送り出した後は自分だけさっさと食べていたこと。土日は息子の休日だからと、夫の食事は作らずにいたこと。何十年も息子を優先して、夫には無関心。ものすごく申し訳ないことをしている、本当に悪かった…と感じたのです。 

すぐ謝ると、「まあええ」と言ってくれた夫。それが、とてもうれしかったです。そんな会話をした後、離れて住んでいる娘が「この頃、お父さんと話せとるやん」と言って、連続で我が家に来て、ご飯まで食べて帰りました。それだけでなく、以前は夫と口を利かなかったのに、楽しそうに話をするようになったのも不思議でした。 

「すぐ謝る」を実践してから…

ずっと心の中で願ってきた、「夫と偉光会館に行きたい」という思いも、やっと話せました。夫は「分かった」と。初めて参拝し、帰った後、「一緒に信者になって、神の教えを学んで、もっと仲良くしていきたい」と言うと、「夫婦が仲良うするのは当たり前やろ」と夫。3年間願っていた、夫の在籍もかなったのです。 

夫は信者になってまだ1カ月ですが、ぬか漬けの準備をしたり、野菜を作ってくれたり、夫婦で穏やかな毎日を過ごせています。私が夕食を作っていると、夫が「何を食べさせてくれるん?」と話し掛けてきました。大きな声でよくしゃべる夫です。いつも「うるさいなあ」と思ってしまっていた私が、「ごぼうをおいしく炊いてあげるね」「体にいいからね」と言っていました。 

70代になった私たち。少しずつでも前進して、もっと仲良くなって、子供たちに良い生き方をつないでいきたいと思います。

※過去に掲載されたこの方の内容は、こちらからご覧いただけます。

和心芽吹かせるために 人は誰も 「教え」を家族で学び 家庭に生かす心遣いが必要
 家族とのつながりは 「教え」のある家庭には 自然と会話が増えて 深まって行く
 相手の気持ちを受け止め 我が思いを重ねて言葉を返す
 この繰り返しに 絆が生まれる
家庭の価値を知って 家族で「教え」を学ぶ心(環境)を大切にされよ

和心芽吹かせるために
  人は誰も
    「教え」を家族で学び
      家庭に生かす心遣いが必要
 家族とのつながりは
  「教え」のある家庭には
      自然と会話が増えて
            深まって行く
 相手の気持ちを受け止め
     我が思いを重ねて言葉を返す
 この繰り返しに 絆が生まれる
家庭の価値を知って
  家族で「教え」を学ぶ心(環境)を
            大切にされよ

『真実の光・神示 平成30年版』144ページ(中略あり)