子供の頃、私は、人が怖かったです。周りを気にし過ぎて、心が疲れてしまいます。小4になると、学校に行けなくなってしまいました。
「行こう」と思っても、固まって動かない体と心。親が「きょうは家にいようか」と言ってくれた時、私の気持ちを分かってくれている…と、ホッとしたことを覚えています。不思議なのですが、そうした中で信頼できる友達に出会えて、「○○ちゃんに会いたいから、行ってみようかな」と、少しずつ通えるようになっていきました。
フタをする生き方をやめる
やっと乗り越えたはずの人間関係。でも、大人になってから、知人との関係で深く傷ついてしまったのです。ご飯も喉を通らないほど落ち込み、また同じことを繰り返しかけていた私の心に、神の教えだけは深く染み通ってきました。
これまで嫌なことがあると、「なかったことにしてしまおう」と出来事自体に“フタ”をして、向き合うのを避けてきた私。親にも打ち明けなかったことが、たくさんあります。でも、この時は神の教えを思い出し、「親に聞いてもらおう」と思ったのです。ただ、「家族」というフタを開けるには勇気が必要で、一生懸命祈願しました。
親が私の気持ちを受け止めて、抱き締めてくれた時、単純にホッとしただけではありませんでした。自分には素直さや誠実さが欠けていたこと。その結果、私も相手を傷つけていたこと。その事実にフタをせずに、向き合って修正していこうと、心が一気に軽くなったのです。
全てを糧にしていける自信
傷ついたことも、今となっては「意味のある出来事」。不登校も、フタをしたい過去でなく、300%糧になった出来事。そう言い切れます。あれほど人が怖かった私が、人と関わる仕事を自分から選びました。人間関係の悩みを抱えた方に出会うこともあり、自分の経験を伝えながら話を伺うと、相手の表情が明るくなったり、深い話ができたり。毎日楽しく出勤する私を見て、両親が喜んでいます。
「過去の出来事は変えられなくても、その意味を変えられる」これを体感した私は、どんな経験も糧にして、良き出会いに変えていける自信が持てました。神と二人三脚で歩める人生の感動を味わっています。
※既に公開中の、この方のお母さまからの「喜びの声」も、併せてご覧ください。
心(運命実体)で生きる人間は
多くの出会いを得て 経験を重ねながら 人格を身に付けてゆく
親との出会いを始めに 人は 今後の人生を色づけてゆく
家族 縁者の触れ合いが深まる和のある家庭
「魂」が安定する家庭に身を置くことで 人間は
「運命」を芽吹かせ 「実体」心の質を高めて 真の「仕合せ」を手にできる
心(運命実体)で生きる人間は
多くの出会いを得て
経験を重ねながら
人格を身に付けてゆく
親との出会いを始めに
人は 今後の人生を色づけてゆく
家族 縁者の触れ合いが深まる
和のある家庭
「魂」が安定する家庭に
身を置くことで
人間は
「運命」を芽吹かせ
「実体」心の質を高めて
真の「仕合せ」を手にできる
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』163ページ(中略あり)