No. 1092

宗教を毛嫌いしていた人生
「神とは何?」をつかんで
(愛知県RS/50代男性/自営業)

「宗教」はとにかく嫌いでした。身内がとある宗教団体にはまり、とても大変な思いをしたのです。ですから、結婚直前、妻から神示教会に籍があると打ち明けられた時はショックでした。「家の中では教会の話をしない」という約束で結婚したのです。

ある日、妻が「子供に信者籍を置かせたい」と言いました。「反対だけど、子供が成人して、自分の判断で籍を置くならいいよ」が私の答え。しかし、単に反対するのは自分のエゴ…?と思い直し、自分なりに理解した上で答えを出そうと、神示教会に話を聞きにいきました。

質問に対する驚きの答え

「神とは何ですか?」などと質問攻めにした私に、職員はひと言。「全てご自身で感じてください」。「この職員の真っすぐさは何なんだ? 神の実在は、自分で味わって感じるしか、答えはないのか?」と感じたことを、鮮明に覚えています。その後、悩みが生まれ、妻に「おまえの神様に頼んでくれよ」と言うと、「自分のことは自分で頼まなきゃね」と返され、確かにそうだと信者籍を置いたのです。

心に思いをはせられるように

私の性格上、「やると決めたら真剣に」。それまで、「自分はできている!」と思っていた、人への配慮、温かく優しく接することなど…。よくよく神の教えを学ぶうちに、「全くできていなかった」とがくぜんとしました。家族、身内、取引先の人たち。自分では思いやっているつもりでも、「相手の心の“根にある思い”を考える」。ここに心が到達できていなかったのです。

仕事においては、相手の心うんぬんより、「合理的に利益を生む」ことが真っ先に求められます。利益が上がらないからと、取引先を切り捨てる前に、できることがあるのでは? 自分から相手の所に足を運び、会話を重ねていきました。すると、相手が求めていること、困っていることなどが分かり、不思議と結果はウィンウィンに。何人担当を代えても、OKが頂けなかった取引も、私が行くと1回目でOK。そんなこともしょっちゅうで、スタッフに「また不思議が起こりましたね」と言われるのです。

家族で教えを学ぶからこそ

そんな私も、家に帰れば12歳の娘の父親です。学校で嫌なことがあったと、泣いて帰ってくることもありますが、友達や先生を責めるより、「うちの子をどう支えるか」夫婦ともども、そこに心の軸があるので、右往左往しません。神の教えは、まさに「正しい判断軸」。夫婦で共有しながら、家族みんなで同じ方向を向けるのは、とてつもなくありがたいことです。

あの時、職員に言われた「ご自身で感じてください」の言葉の意味。「神の教えで物事が好転する」ことを幾度となく体感した私は、そこから、神の実在を信じ抜くようになりました。今となっては、「宗教? 宗教じゃない?」そんなことはどうでもよく、「神の教えを軸に生きると、必ず良い流れになる。しかも神の応援付きで」と、とてもシンプルな感覚です。

「真理」を学び 「人生」の指針に据える心(信念)を持つ
 そこに 「人生」に関わる全ての出会いが調和し 互いが発展する「力」と成る
 「運命」が導く「人生」を歩む人が 体験する感慨 神との出会いを体感する

「真理」を学び
    「人生」の指針に据える
          心(信念)を持つ
 そこに
  「人生」に関わる
    全ての出会いが調和し
     互いが発展する「力」と成る
 「運命」が導く「人生」を歩む人が
    体験する感慨
       神との出会いを体感する

『真実の光・神示 令和2年版』75ページ