No. 1890

疲れきった息子に寄り添い
明るく変わった我が家

(新潟県MK/50代女性/主婦) 

小さい頃の長男は、人の輪に入ると不安定になったり、感情の起伏が激しかったり…。そうした姿に心配が先立ち、一人で突っ走っていた当時の私。育児うつを患い、困っている息子を見ても、受け止めるゆとりが持てません。どうにもならない感情をガミガミとぶつけては、子供と衝突を繰り返していました。それでも、神示教会で、仕合せにつながる家庭の在り方を学ぶうちに、夫婦の関わりが好転。心が安定し、我が子にも穏やかに向き合えるようになり、うつも乗り越えられたのです。

まずは子供の気持ちを聞いて

ところが数年前、高校生になった長男が友人関係で悩むように。暗く、疲れきった様子に、私の心は不安にのまれそうでした。でも、のまれたら、家族にも悪い影響を与えてしまう。それは、うつの時に経験済み。だから、心配な思いが取れるように、まずは自分の心を整えました。何とか力になりたくて、「こうしたら?」などと、神の教えを軸にアドバイス。しかし、長男から返ってきた言葉は、「お母さんにはどうせ分からないよ」。苦しいさなかの我が子に必要なのは、「正論」ではなく「愛」だと気付いたのです。子供の気持ちを温かく受け止めてあげたい…。神に願い、心を守っていただきながら、我が子との向き合い方を立て直しました。 

「何がつらい?」「どうしたい?」。子供の思いを、夫婦でよく聞くところから。するとある日、せきを切ったように、学校でのつらさを話してくれたのです。「怖いんだね」「よく頑張ってるよ」。丸ごと受け止めた上で伝えた、夫と私の気持ち。「あなたの心が元気なのが一番。無理しないで」。その瞬間、長男の表情がホッと和らぎました。家族で話し合い、3年生から定時制高校へ転校することに決めたのです。 

何でも話し合える親子に

転校先でも人間関係につまずくことはあったし、就職活動も重なって、本人もどれほど大変だったか…。私も、夫も、とにかく親子で話す時間をつくりました。そして、息子の良さを伝えていったのです。「昔から明るくて、周りを笑わせていたんだよ」「自然に触れるのが好きだよね」と。長男は前向きに就職活動に取り組み始め、何と本人が希望していた会社とご縁を頂けたのです。会話のある家庭に、家族の心は安定して、生きる力が引き出されると、神が教えてくださるとおり。ぶつかることの多かった私たち親子は、いつの間にか何でも話し合える関係になっていました。 

我が子を支える強い自信が

長男は今、朝早くから頑張って働いています。職場の出来事も、自分からよく話してくれます。最初は、同僚との関係を難しく感じる場面もあったものの、進んで相手に声を掛け、縁を深めているようです。神示に触れ、祈願しながら乗り越えている姿を、頼もしく感じる毎日です。私自身、心が揺らぎません。「一人で突っ走らず、夫婦で思いを重ね、親子で一つ一つ会話をしていけば、きっと大丈夫」。親として、我が子を支える自信が持てました。 

昔からは想像できないほど、明るくなった我が家。いつも支えてくれる夫への感謝を胸に、妻として、母として、ますます心を磨いていきます。そして、家族みんなで、お互いを思い合える、温かな家庭を築いてまいります。

家族とのつながりは
 「教え」のある家庭には
  自然と会話が増えて 深まって行く
仕合せの基は和のある家庭
 夫婦は仲良く心(運命)を重ね
  親子は心(感情)の交流を
            欠かさぬこと
「和心」を家族で育てる家庭には
  調和する心(運命)が引き出され
 心明るく 体も強く
  社会に奉仕して 
   世(環境)を「正道」へと導く
             人間が育つ

(平成30年9月1日〈中略あり〉)

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