No. 1887

緑内障の進行に先々が不安
ストレスなく生きるには…

(埼玉県NN/50代女性/歯科衛生士) 

30代で緑内障を発症した私。医師からは「車の運転は避けるように」と診断されました。病のことを考えると、白杖(はくじょう)の人を見るだけで心が沈み、将来に恐怖を感じました。ストレスが視神経に与える影響は大きいため、歯科衛生士として働く職場では、「無理なく穏やかに過ごすこと」。それだけを心掛けてきたのです。 

仲間と触れて、生き方を大反省

トラブルになりそうなことは避け、難しい患者は他の人へ回す。不慣れな同僚にいろいろ教えるより、一人で手早く終わらせる。おいしい物を食べ、好きな場所に出掛け、ストレスが掛からないように注意してきました。それなのに、どんどん進む病…。「もしかして、私の生き方、間違ってる?」。「何とかしなきゃ」と焦りながらも、「自分を振り返ってみよう」と考え始めました。 

そんな中、偉光会館で地域の人と触れ合っていったら…。ホッとして、元気が湧くことや、謙虚な気持ちになることがあったのです。輝く仲間の姿に、「私も変わりたい」と本気で思いました。そうして、心を込めて声を掛けた時のこと。相手から満面の笑みが返ってきて、それまでに感じたことのない喜びで胸がいっぱいになったのです。心が持つ力ってすごい。周りを明るくできる人になろうと、心に誓いました。

思いやりの心で関わると…

以来、人の心を大切に。周りの役に立てる自分に…と意識。患者さんを選んだりせず、戸惑っている同僚にも、面倒がらずに声を掛ける場面が増えていきました。仕事の悩みを打ち明けられたときも、自然と親身に耳を傾けられ、「あなたは気が利くから助かっているのよ」と、感謝を込めて伝えていました。ぱっと明るくなった表情に、相手を思いやる大切さを再確認したのです。 

「不安だろうな」「少しでも分かりやすく…」と考え、患者さんが安心できる言葉を添えたり、より丁寧に説明したり。気持ちに寄り添う関わりを心掛けています。安心感の中で処置を受けられ、喜んで帰る姿に、人の役に立つ感動をかみしめる毎日です。 

病気の原因は「心」と気付いて

今、職場はとても円満です。最近は、手が空いた人が、自然と周りを手伝っています。もちろん私も進んで動き、「教えてくれてありがとう」「助かりました」などと言われるたびに、大きな仕合せを味わっています。楽をして、好きなように生きるより、できることを惜しみなく…。相手を思って誠実に向き合い、率先して動く…。人を思いやって生きる方が、ストレスが掛からないことがよく分かりました。

驚いたことに、緑内障の進行は止まり、症状も安定しています。自分の心がどれほど体に影響するのか、あらためてつかめました。偉光会館がなければ、今も自分本位な生き方をし、かえって体に負担を掛けていたと思うと、感謝しかありません。この体験を心に刻み、今後も生き方を磨き続けていきます。 

心で生きる人間は
   人 物の出会い深めずして
          心の安定図れない
 図れぬゆえに
   「道」欠き 心傷つけ合って
              人生送る
「今」ある我が立場に
      感謝心深めて生きるべし
     生きられるように 祈願せよ
 自然と
  神の教え「真理」が見えて
   「今(真実)」を受け止められる
 「道」を守るほどに 心身共に健康
    生きる楽しさ味わえるのである

(平成19年11月1日〈中略あり〉)