No. 1889

「見えない」日々の中で
深まった感謝と夫婦の絆

(アメリカKI/50代女性/日本語講師) 

ことしの1月、左目の視界に、急に黒い物が降りてきました。年齢による飛蚊(ひぶん)症と思っていたのですが、どんどん悪化し、行きつけの眼科に連絡。折しも金曜日の夕方で、診察は週明けとなりました。そこで、飛蚊症の他に異常はないと言われた数日後。今度は視界が濁り、左目がほぼ見えなくなってしまったのです。専門医の緊急予約を取っていただき、やっと網膜の破れが判明。その場で手術となりました。ところが、ホッとしたのもつかの間、しばらくすると再び見えない状態に…。破れた網膜が毛細血管に当たって、出血していると分かり、様子を見ることになりました。 

不安にのまれず、通い合う心

夫は何度も私の相談に乗り、病院にも付き添ってくれました。だから、不安と恐怖が押し寄せても、落ち着いて行動できたのです。もちろん、繰り返し祈願しました。見えない日々が続く中、ふと思い出したやりとりがあります。探し物をしていた夫に「どこにあるの?」と尋ねられ、「ここにあるでしょ」とキツく言ったこと…。夫は、生まれつき視力が弱く、年とともに視野も狭くなりました。どんな思いで毎日を過ごしていたか。どれほどさまざまな苦難を乗り越えてきたか…。身をもって体験し、ようやく思い至りました。 

気付いたことを話すと、うなずきながら聞いていた夫。「打ち明けてくれてうれしい」と、気持ちを受け止めてくれました。本音で語り合える安心感は大きく、夫の優しさに思わず涙。ゆとりを失いそうなときこそ、温かい心で向き合いたい。愛を返せる自分でいたい。熱い思いが込み上げました。その後、オンラインの教務相談で、家族と思いが通うところに心が安らぎ、健康が引き出されると確認。本当にそうだなと、気持ちがすっきりしたのです。 

生きる指針で正しい方向に

おかげさまで、現在はこれまでとほぼ同じように見えていて、生活にも支障はありません。次は3カ月後に受診し、フォローアップを受ける予定です。未知の不安な状況を、夫と乗り越えられた今回。この経験を通して、夫婦の絆が深まっただけでなく、夫の気持ちがより理解できました。それも、神示を学べればこそです。もし、真理を知らなかったら…? “家族のつながり”の大切さも、正しい心の向け方も分からず、大きな不安にのみこまれてしまっただろうと思います。 

アメリカ在住の私は、日頃は、配信授業やオンラインの授業で学んでいます。同じ内容でも、日によって心に残る部分が違い、ちゃんとその時に必要な気付きが得られます。だから、毎日を自信を持って、安心して過ごせるのです。「シアワセ!」と日本語で言ってくれる夫。「仕合せだね!」と返せる日常がいとおしく、感謝の思いでいっぱいです。

感謝心が支える出会いは
    互いの運命が重なり 補い合う
 病気 事故・災難を呼び込まぬ
   人間(ひと)の心が ここにある
健康は
  家族に愛情をかけ
   仕合せを求め合う家庭で生まれる
 心が豊かになるほど 体調も整い
         心身ともに守られる

(令和5年8月23日〈中略あり〉)