(兵庫県TT/70代男性/パート)
還暦を迎えて以来、私は、人生を揺るがす出来事に次々と見舞われました。両親の介護。突然告げられた、拡張型心筋症。「完治を求めるなら心臓移植しかない」。医師の言葉は衝撃で、「何で、私が?」という思いでいっぱいでした。何とか気持ちを切り替え、ようやく体調も安定してきた頃、父と母が続けて旅立ちました。
一つ一つを、どうにか妻と共に乗り越えてきたものの、その後、心臓の病が僧帽弁閉鎖不全症だったと判明した時は、さすがに限界でした。「胸骨を開け、心臓を止めて行う手術をすれば、回復できる」と言われたからです。数々の検査の中で、「体のどこかにがんがある」ことも分かりました。悲しみ、不安、そして絶望が交錯し、どうしたらいいのか分からなかったです。
神と出会って乗り越えた10年
そんな私を、妻が偉光会館に誘ってくれました。仕事に追われ、足を運んだことがなかった勉強会。出てみれば、「本当にそうだな」と感じることばかりでした。教えを学び、神殿で思いを語る繰り返しに、自然と気持ちが静まっていったのです。自分の本心も見えてきました。「まだ60代。元気になりたい。頑張りたい」と。家族に支えられ、10時間に及ぶ手術は大成功。リハビリに奮闘する中で、息苦しさは徐々に消え、がんの手術も受けられたのです。還暦から約10年。後遺症を乗り越え、以前の8割近くまで回復するという、素晴らしいことが起こりました。
心の変化が、豊かな日常を
この“奇跡”は、家族の支えと、私自身の“心の変化”が生み出したのだと思います。勉強会に出ていると、何げない心の動きが違うのです。もともと短気な私は、運転中、前の車が遅いだけで、「早く行けよ」とイライラ。それが、「いかん、いかん」と気付けます。「急ぐなら、自分が少し早く出ればいい」「このくらいゆっくり走ると安全だな」。学んでつかんだ感覚がよみがえるから、力んだ体もふっと楽に。実際、ゆとりを持って出発することも増えました。心の動き一つによって、物事は全く違って見える。穏やかな心で過ごせるなら、日々の充実感まで変わっていくと感じています。
人生にたくさんの夢が
今は、毎日がとても楽しいです。始めて数年になる葬儀場の警備の仕事。皆さんが、安心して、安全に故人とお別れができるように。親を送った時を思うと、挨拶一つにも気持ちがこもります。中には、わざわざ車の窓を開け、「ありがとう」「ご苦労さま」と返してくださる方もいて、それが本当にうれしくて…。「体が持つかな」と案じたのがうそのように、大きなやりがいでいっぱいです。
これからも経過観察は続きますが、神にすがり、教えを学ぶ私は、もう大丈夫。心に夢がたくさんあるのです。大きな目標は、下は3歳になる孫たちと、乾杯を交わすこと。みんなの“生き方手本”となれるように、しっかり神示に触れていこうと、頑張る意欲が枯れません。「きょうも一日、良かったなあ」と思える日々に、心から感謝しています。
「教え」を学び
「人生の真理」に気付いて
実体を正す祈願を 朝・夕重ねる
自然と心は安定し
感謝の思いが芽吹き 深まってゆく
日々(ひび)の人生に夢が持てる
感じ取る心も広がって行く
感動する出会いも多くなり
ますます人生に自信が持てる
(令和6年9月29日)
※実体;親、先祖から受け継ぐ、気質、体質、性格。また、成長過程で身に付けていく、物の見方や感じ方のこと。実体には、良いものと悪いものとがあります。悪い実体を修正するほど、自分の良さが光り、喜び多い人生を歩めます。詳しくは、『生命の歩み』127ページで確認しましょう。

