No. 1867

北風の心を太陽にして
温かい夫婦関係へ大逆転

(石川県HO/60代女性/主婦) 

仕事には行くものの、帰ってくると、そのまま部屋に閉じこもる夫。家族がリビングにいても、黙って食事を取りに来るだけで、まるで同居人のような生活が続いていました。「理由が分かれば、問題が解決できる」。そう考え、夫をつかまえては、「何でなの? 話してくれないと分からない」「具合悪いの? それなら病院に行かなきゃ」などと矢継ぎ早に質問。しかし、返ってくるのは、「うるさい!」「そんなんじゃない!」という感情的な言葉。娘たちの前でもお構いなしに、プイッと引きこもってしまう繰り返しだったのです。 

自分が変わればいいと気付いて

2年前、夫は脳内出血を起こし、九死に一生を得ました。リハビリも順調だったものの、家に戻ると、相変わらず一人で部屋へ。私は、「せっかく命を頂いたのに、何で家族との時間を大切にしないの!?」と責める心でいっぱいでした。そんな時、石川の地に表された神示を目にしたのです。 

この地は 真実の愛が育ちにくい
 人間心が強く
     相手に求める思いが前に出る

(平成29年10月22日) 

「まさに私!」と、目からうろこでした。「仕合せの基は会話のある家庭。だから、理由を話してもらわないと」と、夫が変わることを求めていたのです。でも、本当に変わるべきは自分でした。まず、私の心に愛を育てなければ…。心は共鳴するものだから、相手を責める北風の心はやめて、太陽みたいに温かく包み込もう! やるべきことがはっきり見えました。 

愛の心で夫に触れていくと…

神に願いながら、愛の心を意識していくと、「体が今までどおり動かないのは不安だろう」「口下手な夫が、医療関係者と関わるのは苦労もあるのかな…」などと考えられるように。「いきなり前みたいに動けないのは当然だよ」「一生懸命リハビリに取り組めば、スタッフにも気持ちが伝わるから大丈夫」。気が付くと、夫に掛ける言葉が昔とまるで違っているのです。私の変化とともに、夫の気持ちも落ち着いていきました。「あと少し遅かったら、命はなかった」と言われたのに、後遺症もありません。何と、車の運転も、夜勤もできるまでに回復。大奇跡を頂きました。 

夫の良さを抑えていたのは…

いつからか、夫が部屋に入ってしまっても、穏やかでいられる自分に。大変だったのかな?と気遣うことができるので、「お帰りなさい。寒かったやろう。あったかいお茶飲む?」などと声を掛けられます。夫も部屋から出てきて、その日の出来事を話してくれることが増えていきました。 

そんなある日、「ちょっと話を聞いてほしい」と、夫が本音を打ち明けてくれたのです。私の弾丸トークのせいで、自分の意見を言えずにイライラしていたこと。仕事でたまったストレスを、私にぶつけてはいけないと思っていたこと。部屋に閉じこもっていたのは、私を傷つけないためだったなんて! 雷に打たれたようにびっくりしました。もともと夫は、家族思いの優しい人。私のことを思ってくれていたのに、問い詰めてばかりだった…。良さを抑えていたのは、私の心の冷たさだったと反省しました。そこから、ますます夫への愛が膨らんだのです。 

うれしいことに、娘たちが、「お母さん変わったね」と言ってくれました。「最近の二人を見ていると、結婚もいいなと思える」とも。「嫌な思いをさせてきてごめんね」と、素直に謝ることもできました。 

子供に良いものを残せる夫婦に

今では立場が逆転して、夫の方がよく話す毎日です。本音も、理由も話してくれるまでに変わりました。「きょうは豚汁が食べたい。体が冷えたから」「具材がないから、みそ汁でもいい?」「ええよ。おまえの料理は何でもおいしい…」。そんな温かいやりとりが飛び交っています。もし、神の教えを知らなければ、夫婦仲が深まらない悪い生き方を、子供に残してしまったと思います。それを改められたことに、神の大きなお守りを感じます。これからもっともっとあったかい愛の心を育んで、家族に関わっていきます。 

「教え」を学び
 「真理」に悟りを得て
    心(人生)に生かせる人は皆
   相手の気持ちを受け止め
     正しい関わりを深めてゆける
 仕合せを共有し
    会話の絶えない家庭の姿が
             ここにある
「教え」のある家庭に
      夫婦の運命は重なり
  互いの実体を
   「真理」に生きて高めることに
           気持ちが向かう

(平成31年1月13日〈中略あり〉)