No. 1884

止まっていた夫婦の会話
心を動かした二つの出会い

(茨城県KT/80代女性/自営業) 

夫と話さなくなって5年がたちました。その原因をつくったのは、私でした。家族で営む飲食店で、小さな改修が必要になり、娘と二人で日取りを決定。それを、夫に話しそびれてしまったのです。工事当日も仕込みをしてくれていた夫。「勝手にしろ!」と怒って以来、口を利いてくれなくなりました。 

真っすぐに心に響いた言葉

「ごめん」と伝えるだけで、何もできずにいた私。昨年、止まっていた心を動かすような出会いが、二つありました。一人は偉光会館の職員です。「家族は共に仕合せになる存在。特に夫婦は会話が大切ですよ」。その言葉は、心のどこかで「夫は夫、私は私」と思っていた私に、真っすぐに響きました。二人目は、神総本部に向かうバスの車中。偶然隣になった同い年の女性が、こう言ってくれたのです。「私たちの年で、夫婦一緒に働けるなんてすごいことよ」と。既にご主人を送られた彼女の言葉は温かく、心に深く染みました。 

自分の心に気付くほど、前進が

だから、自分を変えていこうと思いました。教会図書を毎日開き、時間をつくって勉強会に出席すると、自身の心の姿が見えてきます。何か言われたら言い返す。自分の思うように動きたい。自覚していた以上に、私は勝ち気な性格でした。気付いたところを祈願。神に気持ちを語っていると、こんなに変わるんだと感動でした。「ちょっといい?」「これなんだけど」と、夫に声を掛けることができたのです。「そうか」「ああ」。ぎこちないながらも、必ず言葉を返してくれる夫。心の奥がほっとして、温まるのを感じました。 

我が家に広がり始めた仕合せ

自宅でも、お店でも、少しずつ会話が増えてきて、最近は、週末になると夫婦で義姉のお見舞いに行っています。夫がお見舞いの話をした時、とっさに「私も一緒に行くわ」と言えたのです。お世話になってきた義姉。以前なら、一人でどうぞ、私は私で行くわとなっていたはず。かつてとは違う心の動きが、自分でもうれしかったです。それに、長女が旅行のお土産を買ってきてくれたり、次女が以前より顔を出すようになったりと、家の空気も変わってきたのを感じます。 

「思いを語り合う」を目指して

不思議と、体調まで良好です。先日の血液検査では、長年高かった血糖値やコレステロールが、なぜか全て基準値に。「何をしたの?」と、医師に驚かれました。夫婦の関わりを土台に、日ごとに好転していく私の毎日。前に進もうとする心を、神は、確かに守り、導いてくださっていると感じます。だから、ここで歩みを止めず、もっと夫への感謝やねぎらいを、言葉にして伝えたいと思うのです。こんな気持ちで過ごせる日々がありがたく、心から感謝しています。 

悔いなき人生手にするために
   「真理」に生きる我が家を築けよ
神の教えに生きる我(信者)であれ
 生きるほどに
    その家は調和し
     家族の心(姿)も明るく輝く
 家族それぞれ 真の健康手にできる
「和のある家庭」願い求めて
  「真理」に生きる皆(信者)であれ
 我が家の「運命」
    花咲き 実を付け
         その家は栄えてゆく

(平成21年1月20日〈中略あり〉)