No. 1838

これ、パワハラじゃない?
好転を生み出すのは“心”

(静岡県TA/60代男性/公務員) 

新たな職場で非常勤職員として働き出した、昨年の春。お役に立ちたい思いでいっぱいだった私は、早々に、幾つもの壁にぶつかりました。これまでとは、全く異なる業務内容。若い頃と違って、なかなか仕事を覚えられない自分への戸惑い。おまけに、同僚は全員年下の経験者で、新規採用は私だけ。「以前にも教えましたよね?」の言葉はきつく、質問にも気を使うありさま…。こんなこと、今までなかったのにと、情けなく、悔しかったです。しまいには、これってパワハラじゃない?と考えるほど、追い詰められてしまいました。 

大きな変化を生み出したものは

思い切って妻に話すと、「心配してたの。無理しなくても…」と言ってくれました。その温かさが、本当にうれしかったです。心の奥底では分かっていた、私にも、どこか修正点があるという思い。家族の愛に触れて、何とか乗り越えよう!という意欲に変わりました。そうして気付いたのは、私は自分が正しいと考えて、素直でなかったということです。一番の理解者である家族に対しても…。相手を責めることで、心を保っていた、自身の弱さも見えました。

そこからは、一気に気持ちが安定。「あー、ごめん!」「ありがとう」などと、するっと家族に伝えられます。気付きを偉光会館で祈願していると、さらに変化が。「教える方も大変だろうな」。ふっと、感謝が湧いたのです。この心の動きが好転を呼びました。「申し訳ない、忘れてしまいました」「ありがとうございます!」。職場でも、本心から伝えられます。そうなると、相手もどこか楽しげに教えてくれて…。パワハラだと思った自分が恥ずかしくなるくらい、関わりが変化しました。 

たくさんの出会いに支えられて

しばらくたって、1件の連絡が。父の介護をしていた頃、アルバイトでお世話になった方でした。「臨時の職員募集があるので、ぜひうちに来てほしい」と言ってくださったのです。上司に相談しながら試験を受け、そちらに転職することに。退職の日は、別れを惜しんでくださった方もいて、あらためて感謝が深まりました。 

そして今、私は皆さんに支えられ、時に頼っていただいて、毎日がやりがいにあふれています。こうした人間関係を築けているのも、あの時の出会いがあったから。以前なら、ムッとしたはずの場面でも、「確かにそうですね」と話を聞けるようになりました。自分の“心一つ”で、見事に変わった私の毎日。その“心”を守ってくださる神に、深く感謝しています。

ことしも家族と共に前進を

私たち家族が、折に触れて足を運んでいる静岡焼津偉光会館。平成4年の開所の際、神はこう表してくださいました。「この地に『春』を迎えねばならぬ」「『春』は心に住んでいる」(平成4年12月7日)。つかみきれないながらも、一歩、一歩、神と歩み続けてきた日々。この頃は、心の中に、春のように温かい風が吹き始めたのを感じます。この感覚を、もっと広げ、深めていけるように、ことしも家族と真っすぐに歩んでいきます。 

「教え」を学び
  「真理」に生きる努力が
         奉仕の心を引き出す
 相手の気持ちを受け止め
          共感を覚え
        ますます思いが重なる
 この感覚に 奉仕の心がある
調和する家庭に身を置くことで
    人間は
     「正道」を歩む心が身に付く
 社会 組織で
  人々(ひと)との関わりを深め
     信頼と期待を得る存在と成る

令和7年12月23日〈中略あり〉

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