No. 1839

“寂しい”だけの結婚生活
夫婦の心が一つになれた訳

(茨城県YK/60代女性/サービス業) 

結婚してからの35年、私の心はずっと、“寂しい”ままでした。 

仕事一筋の夫は、家で一切話さず、育児に関わる気持ちもゼロ。特別なことは要らないけれど、ただ話したい、一緒に出掛けたいだけ。なのに、何で分かってくれないの!? 不満が募る中でも、“いつか夫は振り向いてくれる”という一縷(いちる)の望みを持ち続けていた私でした。だから、育児も、家計がピンチの時も踏ん張り、やがて子供は結婚。ようやく落ち着いてきた頃、夫に親しくしている女性がいると知ったのです。今まで頑張ってきた私は何だったの!? いつかは…の未来が崩れ去ったショックで、立ち直れませんでした。 

絶望の中で見えたのは…

悔しさと苦しさの中で向かった先は、偉光会館。わらをもつかむ思いで学んだ教えから見えたのは、自分の姿でした。夫に「こうしてほしい」と求めてばかりで、「自分は正しく、間違っているのは夫」と責めていました。私だって挨拶もしていないのに…と、一つ一つにハッとしながら、教えがすっと入ってきたのです。相手がどうかでなく、私が温かい関心を持って関わればいいんだと。生きる気力をなくしていた心が、しっかりと前を向けて、教えには神の力があると実感しました。 

教えの実践から、次々に変化

長年してこなかった挨拶は、私にとってハードルが高いもの。どう言えば? どのタイミングで? 自信も勇気もありません。最初は言えるように、徐々に心を込めて…と祈願しながら、「おはよう」「行ってらっしゃい」。返事はなくても、家の空気が変わるのを感じました。毎日声を掛けていくと、夫の姿から「きょうは疲れているかも」と感じ取れることが。「それなら元気が出る物を」と料理を作ったら、「おいしいよ」の言葉が返ってきたのです。次第に、会話が増え、夫がうん、うんと聞いてくれるだけで、うれしく思いました。 

けれど、心の奥底には、過去の思いが引っ掛かったまま。勇気を出して話したら、夫も本音を語ってくれたのです。話したくても責められるのが怖かった…、仕事で家族と過ごせずにつらかった…。そんな苦労や気持ちを知らなかったことを謝り、伝えました。「あなたと温かい家庭をつくりたい」。私の言葉を受け止めてくれる夫の姿だけで、心が一つに重なれた! そんな確信がありました。 

互いの心が重なるほどに

夫も教えを学び始め、病気の愛犬を二人で世話し、共に過ごす時間が増えるうち、念願だった“夫婦での買い物”ができたのです。私たちの心が通うと、一時期は絶縁状態にあった子供が、たびたび孫と遊びに来るように。婿は、「最近すごく仲がいいよね」と、夫と私の変わりように驚いています。これまで夫婦の関係が悪く、子供に嫌な思いをさせ、親らしい関わりができなかった私たち。今までの分を、これからやっていこうと、夫と気持ちを同じくしています。 

悪い流れも、心も変わる!

不仲だった両親と同じ道をたどっていた私が、神と出会い、どうにもならない心が救われました。夫に感謝でき、子供や孫たちとの時間を楽しめて、リビングに1枚もなかった家族写真があふれている…。こんな日が来るなんて、夢のようです。我が家の悪い流れを変えられつつある今、もっと二人で仕合せをつくっていきたいです。 

「自分を分かってほしい」から、「夫が喜ぶことをしたい」と思う気持ちに180度変わった、私の心。もう、“寂しい”の心はありません。仕合せな毎日は、自分の心次第で手にできる! この体験を、周りの人にも伝えていきたいです。 

自ら「教え」を学び 身に付け
  家族の心を愛(愛心)でつなぐ
             努力をする
 自然と家族の会話も増え始め
  家庭のあるべき心の姿が見えてくる
 夫婦仲良く 信頼を深める家庭には
  自然と親と子の心が重なり
    愛が支える思い(期待)が
            芽吹いてゆく
「教え」が家族の心をつなぎ
     悔いなき人生へと導いてゆく

(平成29年1月23日〈中略あり〉)