No. 1830

信者となって全てが好転!
ますます心を高める決意を

(千葉県HK/50代男性/会社員) 

「離婚したいけど、あなたが心配だから、それはしない。でも、一緒に心を磨いてほしい」。そう妻に告げられて、私は信者となりました。正義感が強く、自分が正しいと思ったら、人の話に耳を傾けることなどなかった私です。「妥協せよ 妥協に進めよ」「争うな 争いを避けよ」。十教訓をはじめとする神の教えには、大きな衝撃を受けました。しかし、性格はすぐには変わらないもの…。相変わらず職場では、人との衝突も多かったのです。 

苦手意識の塊だった相手が…

若社長との関係に悩み、転職まで考えたある時。教務相談で言われた、「信念の人になってください」という言葉が、深く心に響きました。入社当時、先代の人柄に触れて、「ここで働きたい!」と思った熱い気持ちがよみがえったのです。若社長は、その息子さんです。感情にのまれていた自分に気付き、生き方を改めたい思いに。「縁を切る生き方をしてはいけない。調和を目指そう」と、気持ちが切り替わりました。彼にもさまざまな思いや事情があっただろう。誰にも良さがあり、大切な家族がいる…。歩み寄る気持ちが膨らむほど、苦手意識は解けていきました。 

徐々に、誰に対しても、相手の立場に立ったり、話に耳を傾けたりできるようになりました。もちろん、祈願しながらです。祈願していると、不思議と、カッとしても一呼吸置けます。こうと思ったら譲らなかった私が、相手の様子に気付いて、「ちょっと時間ずらしますか」などと言えるのです。見えてきたのは、言い過ぎず、求め過ぎない“ほどほどの距離感”。お互いに心地よくいられるので、争いが減り、人間関係が変わっていきました。

何げない日常こそ仕合せと

気持ちが穏やかだと、仕事上のクレームや交渉事もスムーズに解決。患った喉の病も、すっかり良くなりました。何より、家にいるだけで、家族で買い物に行くだけで、「仕合せだなあ」と感じられる自分がうれしいです。ここまで寄り添い、支えてきてくれた妻は一番の恩人。そして、こんな自分を受け入れ、家庭の温かさを教えてくれた妻の家族にも、心から感謝しています。 

今できる“親孝行”を両親に

思えば、私が幼い頃、父は借金取りから逃げるように蒸発し、孤独に人生を閉じていったと聞きました。女手一つで必死に育ててくれた母は、病で早くに他界。母を送った私は、深い悲しみと、反発ばかりしてきた後悔でどん底でした。ちょうどその頃、妻とその家族に出会ったのです。あれから20年以上がたって、大きく引き上げられた私の人生。この姿を、両親はきっと安心してくれていると思います。心の奥で抱え続けた悔いは晴れ、さらに家族で生き方を高め、もっと仕合せになっていく。ますます“親孝行”していく決意を新たにしています。 

家族、地域の信者仲間、そして、縁あって出会えた多くの方々…。皆さまに恩返しがしたくて、今、私は神示教会の連絡役、係もさせていただいています。もし、つらい思いをしている人がいたら、声も大に伝えてあげたいのです。「神は必ず救ってくださるから大丈夫です!」と。この仕合せの輪を、広げていきたいです。 

「縁」を深めるほどに
    人の心は安定し
      生きる楽しさ広がってゆく
 「真理」気付いて
       愛ある心願って祈願せよ
「仕合せ」は
  縁を引き寄せ 育むほどに
         手に入(い)るもの
  和のある家庭(環境)広がって
    多くの人が 神の手の中
        愛ある心で生きられる

(平成18年1月19日〈中略あり〉)

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