(石川県NM/60代女性/主婦)
一昨年、単身赴任中の夫を訪ねた際、夫婦で人間ドックを受診したところ、私にがんが見つかりました。病院で説明を受ける時は、夫も2人の息子も同席してくれて、これ以上ないほど心強かったのを覚えています。ありがたいことに、順調に治療が進み、今は経過観察のみ。家族の温かな支えの中、健康を取り戻すことができました。
人と向き合いきれない私…
でも、どうして病気を引き寄せてしまったのか…。これまでの生き方を、あらためて見詰め直しました。私は、思いをため込みやすいタイプです。子供の頃から父が怖くて、自分の気持ちを話せないまま大人になりました。反発心がむくむくしても、黙りがち。そうすればその場が収まるから…と、向き合う気持ちがうせてしまうのです。だからといって、相手の意見を聞いているかといえば、受け入れていないこともしばしば。心に固いバリアーを張り、はね返していました。人と分かり合おうとしない自分の姿。そこに気付き、変えたいと思ったのです。
父の心情を思いやれる自分へ
父は認知症を患いながらも、我が家のすぐそばで、気ままな一人暮らしを楽しんでいます。でも、思いどおりにならないことがあると、「どうにかしてくれ」と訪ねてきます。理屈が通じず、受け止めきれないときもあるものの、やっぱり大事な存在。分かりたい、寄り添いたいと関わっていくうちに、「一人で大変なんだろう」「他に甘えられる人もなく、寂しいのかな」。そんなふうに、父の気持ちを思いやれるようになってきました。「何に困ってるの?」などと言いながら、親身に話に耳を傾けると、父の心も収まっていきます。「一緒に帰ろうか」と二人で並んで歩きながら、穏やかな父の様子にほっと安心するのです。
心の内を夫婦で伝え合って
こうしたゆとりが持てるのは、夫のおかげ。以前なら一人で抱え込んでいたはずの出来事を、今は一つ一つ夫に話すようにしているのです。夫には、「分かってるよ!」などと、つい感情的になってしまうこともありますが、自分から謝まれるようになったのが大きな変化。夫も、父のことを心配してくれている。一生懸命に考えてくれている。言葉を交わすほど、夫の気持ちが感じられるのです。私も、気持ちを伝える場面が確実に増えました。思いを聞いてもらうだけで「一人じゃない」と安心でき、心がほわっと楽になる。きゅうきゅうとしないからこそ、父に優しく接することもできるのだと感じます。
気持ちの重なりが、大きな力に
思いどおりにならないことも多い状況にもかかわらず、最近、周りの人たちから、「いつも笑ってるよね」と言われます。一人で抱え込んで悶々(もんもん)とする、「心の不健康さ」がなくなったおかげに違いありません。デイサービスのスタッフも、以前にも増して協力的で、神が教えてくださるとおり、家族と心が重なっていれば、何事も乗り越えていける。その自信が強くなりました。ますます、家族にとって居心地のいい、ほっとできる我が家に。もっともっと夫婦で、親子で、思いを語り合っていきます。



家族で「教え」を学ぶほど
家族の心は安定し
互いに声掛け 愛情が育つ
家族の心をつなぐ愛情が
家族の実体を高め
「心の道」を太くしてゆく
病におびえることもなく
事故・災難も避けられる
家庭環境が高くなるほど
人間の魂は安定し
「運命」に導かれた人生が歩める
運命の力が
人の心を 救い 守り
「開運」へ導くと 悟るべし
『真実の光・神示 令和6年版』90ページ(中略あり)



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