(神奈川県YE/60代男性/一級建築士)
若い頃から仕事優先。一級建築士として、休日であろうと、考えるのは現場のことばかり。そんな私の体に異変が出始めたのは、2年ほど前でした。足の血管が見る見る浮き出て尿が出なくなり、即入院。その後、管を付けて現場監督の仕事に行くようになったのです。
私と神示教会との出会い
幾つか病院を訪ねても、合った治療法が見つかりません。足の痛みで信号を渡るにもゆっくりゆっくり…、赤になるギリギリで渡りきる状態。そんな時、職場の先輩が神示教会に誘ってくれました。親身に寄り添ってくれるその人柄を信頼していた私は、すぐ手続きを取りましたが、本当に救われるのか…。正直、半信半疑でした。
それからすぐのこと。なぜか「これは親父(おやじ)と同じ病気ではないか」と心によぎり、病院に行くと予感が的中。重度の前立腺肥大だったのです。手術を受け、体から管が抜け…「救われた」そんな気持ちになりました。
どう生きれば仕合せになれるか
しかし、本当の救いはここからだったのです。神の教えを学んでみると、「家庭、家族」が大切と言われます。実は私は、離婚で家庭をなくし、3人の子供とも縁が切れています。孤独な私の心に、「肉親 身内 近所同士は 和合せよ」という「教会の十教訓」が染みました。不思議だったのは、「家族はいない」と落ち込むのではなく、「ここから先の未来をしっかり生きよう」と思えたことでした。
その理由は、「未来をどう生きれば仕合せになれるか」の答えが、神の教えにあったからだと思います。教えに触れるほど、自然と見えてくる自分の生き方。細かいことに気が付く性格だからこそ、同じように家族や周りに求めたり、短気を出したり。自分の心のままに生きて、「相手の心」は考えもしなかった日々。それは、孤独を引き寄せる生き方そのものと知りました。
これまでの人生になかった喜び
「こう言ったら相手は傷つくな」「言うにしても言い方を優しくしよう」。考えもしなかったことを考えるようになったら、職場での人間関係や、職人さんとの巡り合わせが良くなっていきました。それだけでなく、疎遠だった兄と連絡が取れ、先日は親族のつてで、何と次男から連絡が! 結婚して双子が生まれたそうで、「じいじ」になった喜びまで頂いたのです。
信者になって2年。息子が送ってくれる孫の写真を眺めていると、「家族の縁をつなげてくださったのは神」と思えてなりません。気が付くと体も元気で、信号が赤になる前に渡れるし、階段も足取りよく登れます。私が出会ったのは、仕合せな方へ、仕合せな方へと導いてくださる本物の神様。この先ずっと一人と思っていた人生が、家族と過ごす喜び、仲間と働く喜びを味わえる人生に大変化しています。
豊かな心を身に付け 生活すれば
自然と病は癒やされ
心も 体も生き生きしてくる
神示「真理」が 人間の心を教えている
人たる人の心を知って
日々送るところに
人間(ひと)の実体(こころ)は
安定し
豊かな心が芽吹き始める
『真実の光・神示 令和5年版』141ページ