健康

70代

末期がんと闘う夫を支える
家族にできる最高の治療
(石川県MK/70代女性/主婦)

外国船の船乗りだった夫は、家に帰るのは年1回。当時は携帯電話もなく、手紙を書いても、返事は1カ月後。ですから、母子家庭のように子育てをしてきました。 私にも「できてない」ところが それなのに夫は、たまに家に帰ると、受験のことなどで意見を押し...
70代

見詰めたのは「夫婦の心」
失明するはずの目が…
(埼玉県MY/70代女性/美容師)

夫婦で美容室を経営し、家でも職場でも、四六時中、夫と一緒。夫婦仲は、決して悪くなかったはずです。嫁いだ娘たちもお店で共に働き、5人の孫も出入りして、我が家はいつもにぎやかでした。 根本を見詰めてみると 孫たちが全員学校に行き始めると、今まで...
60代

“心のトゲ”を取ったら
仕合せの定義が変わった!
(長野県ES/60代女性/主婦)

婦人科の手術を受けてからというもの、経過が悪く、体が思うように動かなくなりました。手足に力が入らず、印鑑一つ押せないのです。リハビリに通い続け、文字が書けるようになるまでに2年かかりました。笑顔なんてとんでもない。まさに暗闇…、泣きながらの...
50代

がんだって好機になる!
丸ごと救われた我が家
(佐賀県MN/50代女性/会計年度任用職員)

6年前、進行性のがんを患い、左股関節の機能を失いました。当時、障害福祉の仕事に携わっていた私は、自分が障害者になるとは思ってもいませんでした。 やるべきことが分かったら 「迷惑を掛けるくらいなら、自分でやった方がいい」。人に頼れない私が、が...
60代

介護で行き詰まった心
寄り添うコツをつかんで
(徳島県HT/60代女性/主婦)

山岳ガイドの夫は、日本の山を飛び回り、時には一カ月以上、ヒマラヤに行くこともありました。あだ名は“スーパーマン”。その夫が脳梗塞で倒れたのは3年前。あまりに突然で、衝撃の出来事でした。 せめて命だけは…と家族みんなで祈願しました。重い障害が...
30代

消えていく子育ての不安
求めていた「軸」がここに
(山梨県YH/30代女性/鍼灸〈しんきゅう〉師)

長女が7歳になり、三立の儀(七五三)を受けました。「この子の母親になれて良かった」。心からそう思えるまで、幾つもの葛藤を乗り越えてきました。 心に広がっていく負の感情 娘は、生まれつき障害があります。コルネリアデランゲ症候群という難病で、肢...
60代

教えは学ぶだけじゃない?
神に心を導かれて得た奇跡
(茨城県YN/60代女性/保育士)

健康で病気知らずの私。保育士仲間には、「何でも屋」と言われるほど、頼まれ事には二つ返事で動き回っていました。人の役に立つのが大好きで、数カ月に1度は献血に行き、68回目。目標は100回!と意気込んでいた時、思わぬことが起きました。 汗を拭い...
60代

いるのは当たり前ではない
「家族一丸」が生んだ奇跡
(山形県RS/60代男性/無職)

いつかはいなくなると分かっていても、“いてくれるのが当たり前”。私には、妻なしの人生など考えられません。その妻が2年前、くも膜下出血で倒れたのです。 妻の生きる力を引き出したのは… この時、一人暮らしをしていた三女が家に戻ってきていて、即座...