No. 1716

アトピーが最高の好機に
全く違う「心」の自分へ

(石川県SK/40代女性/保育士) 

昨夏、ひどいアトピー症状が顔に出てしまいました。薬を塗っても治らず、落ち込んだり、イライラしたり。笑顔の減った私を心配して、夫が声を掛けてくれました。「最近元気がないけど、嫌なことがあった?」。おかげで苦しい思いを打ち明けることができたのです。「そんなに悩んでたんだね」と優しく受け止めてくれた夫。そうして、「こんな時こそ、心の在り方を見詰め直そう」と、一緒に神の教えを学び始めました。 

性格の弱点を自覚できたら…

見えたのは、気にし過ぎたり、気を遣い過ぎたりする、神経質な自分の性格です。食べ物一つも、「体に良い物を」と極端なほどこだわり、「薬が合わない」と思うと、ますます症状を気に病み、悲観的に…。夫と二人で神示を読み返しては、自分の悪い感じ方が出ないように意識する日々。神示に触れると、心に力が湧いてきて、気持ちが安定するから不思議です。しかも、夫もつらさを受け止めてくれて、どんどん前向きになっていきました。 

家での自分の態度も見詰めてみると…。仕事で忙しい夫に、もっと家族との時間をつくってほしい。子供と触れ合ってほしい。そう思ってはイライラ。「僕が悪いんだろ」とけんかになり、お互いだんまり…ということもありました。それが嫌で、言わずに抱え込む悪循環。そんな中、学んでいて見つけた「自分が変わると、相手も変わる」のひと言。夫に求める前に、まず自分が変わろうと、明るく接することを心掛けました。時には、「携帯ばかり見られると寂しいんだ」などと素直に伝えることも。それだけで、夫を責める心が出ないのです。笑顔のやりとりが増え、気が付くと、夫が子供と遊んでくれていて…。物事は、自分の心の在り方次第と再確認しました。 

受け止め方が大きく変化

最近は、毎日あれもこれもと感謝があふれてきます。心が満たされているのです。ありがたいことに、自分に合う薬や医師との出会いにも恵まれ、アトピーも治まりました。症状が出ても、上手に付き合っていけばいいと思え、気に病むことはありません。食べ物も、それぞれの良いところを摂取していけばいい…と、こだわり過ぎることがなくなりました。 

人に対しても、出会いを大切にしようと、相手の良さに目を向けることや、思いやりの心を意識。保育士として、これまで以上に、子供たちに愛情を持って接することもできるようになりました。先生たちから、「園児が安心して過ごしている」と言われた時は、うれしくてうれしくて…。しかも、「あなたがいるだけで、その場の雰囲気が良くなる」とまで。神の教えで生きることに、強い自信が持てました。 

知らなかった仕合せを味わって

何も問題がないのはありがたいことですが、今回、体の弱さが出たおかげで、「ここから抜け出したい」「何としても生き方を修正しよう」という気持ちになれました。ステップアップできた確かな手応えがあり、今まで知らなかった心の仕合せを存分に味わっています。もちろん、落ち込む瞬間もありますが、神の教えに沿って生きれば何も怖くない! 必ず仕合せ感が得られる!と自信がみなぎっています。 

神の実在
   感じて「生きる」人間の心は
            健康そのもの
 神経過敏にならず
   常に気持ちは解放され
          治癒する力が働く
家族で「教え」を学び
     「真理」で関わる人々は
    まず心が安定し 迷いも消える
 自然と 家庭は明るくなって
   奉仕の心が 家族の心を包み
             一つにする

『真実の光・神示 令和6年版』98ページ(中略あり)