No. 1119

心を守っていただく仕合せ
悔いなく生きる確信を手に
(石川県KH/60代男性/無職)

10代の頃から病気が付いて回る人生でした。母から移植を受けた腎臓も、透析を始めてもう20年…。心臓にも、甲状腺にも、肺にも病を抱え、病院通いが欠かせません。 

以前の私にとって、ふとした時によぎる自分の終焉(しゅうえん)、それは強い恐怖でした。恩返しもできないまま、大切な妻や母を悲しませるのではないか…。そんな私の心を、守り、救ってくださったのが、神だったのです。少し前にも、このようなことがありました。 

とてつもなく込み上げてきた力 

その日は朝から心臓の調子が悪く、様子を見ているうちに、脈拍が1分間に15回程度に。妻が呼んでくれた救急車の中は、相当な緊迫感です。確かに体はしんどかったです。けれど、これまで何度も、命の峠を越えさせていただいた過去がある私。不安も動揺もなく、神が心を包み込んでくださっているようでした。病院での処置の後、医師から、「数分でも遅かったら危なかった」と聞いて、驚いたほどです。 

面会できない入院中は、妻とLINEで思いを語り合いました。「あなたのために何ができるか、ずっと考えてる」これほど私を思ってくれていたなんて…。心に愛が染み入って、涙なしには読めません。「僕もそうだよ」そんなやりとりをしていると、とてつもなく力が込み上げてきて、生きていくパワーが全開に。結婚して40年、仲良し夫婦ではあっても、2人の距離が近くなった分、思いを「言葉」で伝えていなかったかもしれません。夫婦で胸の内の内を語り、分かり合えば、ここまで心は強くなるとつかめました。

頂いた命を最高に輝かせて 

今回の入院で、「いつかは」と言われていたペースメーカーを付けていただき、数週間後には無事に退院できました。実は、退院後しばらくして、救急隊の方から、「どうしても聞きたいことが」と連絡がありました。あれだけ体が危険な状態で、どうして冷静でいられたのか。今までに、そんな人はいなかったと言うのです。それは、神に守られているから! 踊る心を抑えながら、私はそう答えました。 

信者となって50年。「神示を学び、神に心の全てを語ってくる中で、今がある」確信。「神と生きれば、寿命の長さに関係なく、誰もが『悔いのない』人生を歩み抜ける。だから、私も家族も大丈夫」。日々、その心は強まるばかりです。 

かつて母が、体を張って支えてくれた私の命。神のお守りの中で、もっともっと輝かせていけるように、夫婦で心を磨いていきます。

妻より

命の危機を何度も乗り越えてきた夫は、病を感じさせないほど、強く明るい人です。神へ深い畏敬の念を持ち、教えに生きる揺るぎない姿に、私の方が活力をもらうほど。夫なら、何かあっても、絶対に「生き生きした心で生き抜けるはず」と思うのです。今回も、その確信が、私を支えてくれました。今は、元気になった夫と一緒に、「神と生きる喜びを、多くの方に知ってもらいたいね」と、話し合う毎日です。 

――神に思いを預け 「人生」歩む人は皆
    心明るく 生きがい多い日々を歩んでゆける――
 運命が導く心の姿が ここにある
悩み 苦しみ 迷う心も 喜び 楽しみ 感謝する心も 全て神に預けて人生歩むとき
    人誰もが体験する安心 安泰に 真の健康がある
 神と共に人生歩むところに 「夢」あふれる心が育ってゆく

――神に思いを預け
      「人生」歩む人は皆
    心明るく
      生きがい多い日々を
          歩んでゆける――
 運命が導く心の姿が ここにある
悩み 苦しみ 迷う心も
  喜び 楽しみ 感謝する心も
    全て神に預けて人生歩むとき
  人誰もが体験する安心 安泰に
           真の健康がある
 神と共に人生歩むところに
    「夢」あふれる心が育ってゆく

『真実の光・神示 平成27年版』93ページ(中略あり)