主婦

60代

見えてきた我が子の優しさ
本当の子離れができて
(福岡県MY/60代女性/主婦)

「この子は私がいないと駄目な子」。三女には重度の障害があり、体が動かず、言葉も話せず、胃ろうをしています。夫を亡くしてから、私が一人で介護してきました。4年前、娘の成人の儀を受けて、私の親心は大きく変わりました。障害があろうとなかろうと、娘...
30代

私たちの家族の形でいい
病で知った本当の仕合せ
(富山県MN/30代女性/主婦)

「一人息子に兄弟を…」この10年、私の心にはこの思いが強くありました。しかし、うつ病を患い、婦人科の治療をしながらも、なかなか授からないつらさを抱えていたのです。そんな中、腸内をふさぎかねないほどの血腫が見つかり、緊急入院。医師の判断で切除...
50代

自宅療養をきっかけに
さらに深まる夫への思い
(横浜市SS/50代女性/主婦)

「コロナに感染したかも、ごめん」。夫からそう聞いた時、不思議と私の心は揺れませんでした。以前なら、「どうしよう」と体がこわばり、「何で持ち込んだの?」と夫を責めていたでしょう。でも、この時は、冷静さを失った夫に「大丈夫。医師に診てもらおう」...
30代

「教会図書」をきっかけに
一族の仕合せへと前進
(岩手県KH/30代女性/主婦)

夫は、義父が経営する会社で働いていましたが、うまく心が重ならず、退職。それからというもの、体調や人間関係の問題で転職を繰り返すように。このままではどうなるのか…。悩み、苦しみの日々でした。責めてばかりの心を変える抜け出すきっかけをくれたのは...
40代

「気付き」が仕合せへの扉
今、心に訪れた春の喜び
(沖縄県MA/40代女性/主婦)

決して家族の仲は悪くない我が家。でも、私の心はいつも悶々(もんもん)としていました。夫が、仕事から帰るなり、大きなため息をつくので、それが嫌で仕方ありません。おまけに、中学生の娘は不登校気味になってしまいました。 1年前、沖縄に偉光会館が開...
70代

気性の激しい夫の大変化
わびる思いを言葉に乗せて
(長野県MN/70代女性/主婦)

ここ数年、夫が朝、昼、晩とお酒に溺れるようになりました。事業の失敗、親友の死…。人生が思いどおりにいかないもどかしさがあったのでしょう。八つ当たりの矛先は私。話し掛けると、「何言ってんだ、バカヤロー!」と怒鳴られ、私も負けじと言い返す、そん...
80代以上

がんになったのに!?
今が一番仕合せだなんて
(長崎県MT/80代女性/主婦)

昨年、肝臓がんが見つかりました。10cmと大きく、いつ破裂してもおかしくない状態とのこと。高齢で手術は難しいため、医師から抗がん剤治療を勧められました。事は重大。なのに、不思議と不安がありません。不具合もないので、治療はしなくてもいいという...
80代以上

「残念ですが」から3年半
夫と紡いでいく本物の絆
(愛媛県RN/80代女性/主婦)

夫の肺がんが見つかったのは、3年半ほど前のことです。ステージⅣ。医師に「残念ですが…」と告げられ、私はもう、つらくてその先の言葉を聞けませんでした。最後の思い出にするつもりが…夫は、「人はいつか死ぬ。もう十分生きたし、思い残すことはない」と...