No. 1013

妻として、嫁として生きる
神と一緒なら全てが糧に
(新潟県YK/50代女性/販売員)

長いこと母一人、子一人で生きてきた夫と義母。12年前に結婚し、同居し始めた当初は、義母の焼きもちに、どうしたらよいか分からなくなりました。「嫁に来てくれてありがとう」という言葉は本心のはず。でも義母は、どうにもならない感情を、私にぶつけてくるのです。本来の私は孤独を好み、分かり合おうとする前に諦め、縁を切ってしまうタイプ。もし、神の教えを知らなければ、とっくに婚家から離れていたと思います。

どんなときも支えは神の教え

そのような暮らしが続く中、5年ほど前から、義母にひどい物忘れが出始めました。いつの間にか、義母に自然に尽くせるようになっていた私ですが、少し前、夫がコロナに感染した時は、本当につらかったです。

2階で隔離生活を送る夫。しかし、義母は、いくら説明しても理由を忘れ、上に行きたがります。「駄目って言ってるでしょ!」と心が波立つたびに神示を読み、必死に祈願しました。

気持ちが通い合う原点は愛の心

そうして見えてきたのは、義母の行動を抑制してばかりだった自分の姿です。「こうして」「ああして」「それは駄目」より「相手の気持ちを分かりたい」。そう思ったら、義母が、「親は、子供のことが心配なんだよ」と本音をぽつり。もう胸がいっぱいでした。その時からです、心にゆとりが生まれたのは。さまざまな言動の裏にある、寂しさや我が子を案じる母心が感じられ、「お母さんの気持ちを大事にしよう」という思いに。しかも、そう思っただけで、義母は驚くほど落ち着きました。

やがて夫が回復し、3人の日常が戻りました。今、いつもみんなで楽しく話しています。「認知症だから」と決め付けず、「きょう、会社でこんなことがあったんだ」などと会話。すると、義母も一生懸命に考えて、「大丈夫だよ」「2人ともよくやってるね」と励ましたり、褒めたりしてくれるのです。親の愛を感じます。

義母の気持ちが高ぶる日もありますが、どう関われば安心してもらえるか…、自分がやるべきことを見詰めていると、のまれません。神と一緒なら、何が起こっても必ず乗り越えられる。そして、乗り越えた先には大きな喜びが待っている。そんな希望が膨らみます。

「教え」を学び 「真理」に生きる思いを強く持つ
 この心が深まり 身に付くほどに 人の心は 明るく 強くなれる
 人の言葉 態度に 心振り回されることなく 奉仕に生きる思いが持てる
家族で「教え」を学び 「真理」で互いに声掛け 関わること(存在)を実践されよ
 自然と 気持ちにゆとりが芽生え 家族との会話が増えて 深まる
 ますます気持ちは安定し 周りの人の気持ちがつかめる
 この時 信者の心は 奉仕に「生きる」人(存在)と成っている

「教え」を学び
  「真理」に生きる思いを強く持つ
 この心が深まり 身に付くほどに
    人の心は 明るく 強くなれる
 人の言葉 態度に
    心振り回されることなく
      奉仕に生きる思いが持てる
家族で「教え」を学び
  「真理」で互いに声掛け
   関わること(存在)を実践されよ
 自然と 気持ちにゆとりが芽生え
    家族との会話が増えて 深まる
 ますます気持ちは安定し
     周りの人の気持ちがつかめる
 この時 信者の心は
  奉仕に「生きる」人(存在)と
             成っている

令和4年12月23日 信者心の基勉強会仕事編(中略あり)