No. 1012

子供を受け止められない…
解決の糸口をつかむと(母編)
(石川県KI/50代女性/パート)

我が家には、問題が山積みでした。夫との離婚話が持ち上がり、娘は高校に入学してすぐ中退。以来、職を転々としていました。その後、夫とは離婚。娘の他に3人息子がいますが、きょうだい仲は良いとは言えず、私の人生、不安しかなかったのです。

本心から受け止められて…

神の教えで、娘との関わり方のヒントが見つかりました。私は、人付き合いが苦手で、対人関係で悩んできた人間です。それは娘もそっくり。落ち込みが激しいところまで似ています。「何でこの子は…」と、どうにも受け止めきれなかった部分が、「自分と似ているから、気持ちが分かる」と考えが変わりました。だから、「お母さんには何でも話して」と、どんと構えて聞き役に回っていけたのです。

子供の気持ちが少しずつ理解できました。「こうしなさい」ではなく、「分かるよ。だから、お母さんはこうしたよ」と共感しながら伝えられる、私なりの強みがありました。

そこに気付けたのは、教えのおかげ…。それなのに、突然、娘に「私、信者辞める」と言われた時は、さすがに受け止められませんでした。私が何を言っても娘の決心は固く、「とにかく一緒に教会に行こう」と伝えました。

驚くほど変わった娘

偉光会館の神殿で祈願を終えるなり、娘は私をじっと見てひと言。「お母さん、辞めるのやめる!」。言葉には表せない、熱いものが込み上げました。

そこから、自発的に教えを学び始めた娘。昨年、「喜びの声」に掲載していただきましたが、その後の心の成長も、目を見張るものがあります。あれほど続かなかった仕事に一生懸命励み、「私は戦力やから!」と、誇らしそうに出勤していくのです。

家族は影響し合う関係

それでも、大変なことはあるようで、つい思い詰めてしまうのも私と同じ。「お母さんは、こういう気持ちを忘れずに仕事してるよ」と伝えていたら、「欠点しか見えなかった人がいたけど、今は良さしか見えない!」と、笑顔で話してくれました。

先日、娘がLINEを見せてくれました。見ると次男から。「大雪だから、職場まで迎えに行こうか?」と書いてあります。子供たち同士の関わりが希薄だった我が家には、うれしいうれしい大奇跡です。

山積みだった問題が、一つずつ解決しています。今の私の口癖は、「あー楽しい!」「あー仕合せ!」。子供たちのために料理を頑張ったとか、そういうことだけで心が満たされ、そんな私を見て、娘は「単純でいいね」と笑っています。私が変わり、娘が変わり、それが息子たちにも伝わって…。教えを家族で学ぶと、良い影響が一気に広がることが、よく分かりました。不安でいっぱいだったのに、今は充実の毎日です。

※既に公開中の、この方の娘さんの「喜びの声」も、併せてご覧ください。

――人は皆 神の手の中 「真の幸福」手にするために この世に生まれている――
 ただただ神の教えを学び 「教え」を通して 我が「心」を見詰めるのである
 自然と我が「心の動き」安定し 全ての出会いを「悟り」と返す我となる
 我が「家」の会話が深まり 広がり 我が「家族」の心がつながってゆく

――人は皆 神の手の中
   「真の幸福」手にするために
      この世に生まれている――
 ただただ神の教えを学び
  「教え」を通して
    我が「心」を見詰めるのである
 自然と我が「心の動き」安定し
    全ての出会いを
       「悟り」と返す我となる
 我が「家」の会話が深まり 広がり
  我が「家族」の心がつながってゆく

『真実の光・神示 平成22年版』14ページ(中略あり)