8カ月前、初めて神示教会に行った時、涙が止まりませんでした。どうしてなんだろうと思いました。
離婚を考えるほど悩む日々
私は40代で伴侶を亡くし、その後、縁あって今の夫と出会い、県外から嫁いできました。ところが、夫は多忙な人で、休日もほとんど家にいません。見知らぬ土地で独りぼっち…。ずっと寂しかったです。家にいるのが嫌で外に出て働き、疲れて帰宅して、結局夫に強く当たる悪循環。「離婚」の二文字がよぎったこともありました。
転機は昨年、転んで足に大けがを負ったことです。もともと私は病気やけがが多く、そのたびに「自分の生き方が何か違うのかも」と漠然と思っていました。でも、その「何か」は分かりませんでした。
見つけた「正しい生き方」
知人に神示教会を案内してもらった時、悲しいわけでもないのに涙が流れ、「短気をやめて優しい人になりたい」と思いました。そして、信者籍を置いたのです。
私が分からなかった「何か」の答えが、神の教えにありました。何でも独断で決める夫を責めてきたけれど、私だって夫に相談したことはありません。おまけに、「他県から嫁いできてあげた」感覚。一方、夫は、私の子供たちを実子のように大切にし、前夫の法事にも参列してくれるほど、情が深くて温かい人…。だからなおさら、自分が変わりたい、きれいな心になりたいと強く思いました。
とにかく一生懸命祈願しました。「言い過ぎた」と気付いたときはさっと謝り、私が先にお風呂から出たら、「空いたよ、ありがとう。お先に」の言葉が出るように…。すると、夫はニコニコして、毎日がスムーズに進むことに気付いたのです。
心が変わり、明るい我が家に
以前は同じ部屋にいても、別々のテーブルで無言。そんな私たちが、夫の趣味である陸上の話で盛り上がっています。「全く、好きなことばかりやって」と不満だった心が、「好きなことを、健康な体でできるのは仕合せだな」に変わり、最近は夫に日焼け止めを塗って送り出しています。
まだわずか数カ月。絶対に直らない、直せないと思っていた私の短気が顔を出さず、気が付けばイライラすらしていないのです。さらに気が付くと、足のけがの通院も不要…と不思議続きです。
周りから、「すごく優しい顔になったね」と言っていただける毎日。仏壇に飾った義母の写真が、ほほ笑んで見えて、まるで今の私たちの姿を喜んでくれているようです。「縁あって夫婦になったんだから、死ぬまで一緒だよ」と言ってくれる夫に、私も全く同じ気持ちを重ねています。もっと学んで、もっときれいな心になりたいです。
「愛ある心」で生きられよ
人の心は 身勝手 わがまま
我の心も同じこと
「愛心」「愛語」で生きるべし
我が心にゆとりが生まれ 人 物を受け入れられる
人との出会い 物との縁が深まって 今ある悩み消えてなくなる
「愛ある心」で生きられよ
人の心は 身勝手 わがまま
我の心も同じこと
「愛心」「愛語」で生きるべし
我が心にゆとりが生まれ
人 物を受け入れられる
人との出会い 物との縁が深まって
今ある悩み消えてなくなる
『真実の光・神示 平成17年版』243ページ(中略あり)