No. 1864

迷いも失敗も、全てが糧に
パイロットを目指し力強く

(宮城県KS/20代男性/大学院生) 

子供の頃から宇宙が好きで、パイロットに憧れるようになりました。夢はいつしか目標となり、航空工学を学べる大学へ。勉強の傍ら、学生交響楽団のコンサートマスターを任されるなど、毎日充実していたのですが…。私は、自分に自信がありませんでした。人の意見にのまれやすく、なかなか「こう思う」が言えないのです。そんな自分を変えようと、自己啓発本を開いても、答えは見つからなかったです。 

あらためて見えた「家族」

転機は大学4年の春。航空会社の採用試験に落ちて、大学院に進学しながら再度試験に挑むのか、他の所に就職するか。この時もやっぱり迷いました。その上、コンマスの任には強い重圧が…。「一緒に偉光会館に行かないか」。私の気持ちを知った父が、そう誘ってくれました。当時、私はまだ信者ではありません。けれど、父の言葉は温かく、スッと気持ちに染みました。 

信者となって神の教えを学んでいくと、繰り返し「家庭」「家族」と出てきます。そこに思いを向けるだけで、心に変化がありました。どんな話も否定せず聞いてくれる父。行動力があり、頼れる存在の母。両親への尊敬の思いが深まったのです。心配性、役を任される割に口下手など、弱点が同じと気付いた時は、気持ちが楽になりました。私には“家族”がいてくれる。それは何よりの安心感で、徐々に心が上向きに。進路についても、家族は私の性格や体力を考えてアドバイスしてくれていたと分かり、院に進んで夢を目指そうと、気持ちがしっかり固まりました。 

調和を意識して、生まれた変化

もう一つの悩みだったコンマスも、徐々に軌道に乗っていきました。緊張から思うように演奏できず、実は、失敗もあった夏の定期演奏会。でもそれは、自分と人を比べて、「できていない」ことばかりにフォーカスしていたからでした。一人一人との会話を大切に、みんなで調和を目指していこう。自己流の「完璧」を求めずに、「調和」を意識。それだけで私の気持ちは安定し、自分の考えも言えるようになりました。200人近い団員とのコミュニケーションが、不思議と円滑になったのです。冬の定期演奏会は無事に終了。みんなの笑顔と「良かったよ」「楽しかった!」が、何よりうれしかったです。 

心の成長を実感しながら前進を

その後も、家庭教師先の生徒と信頼関係が深まり、アドバイスをくれた母と喜び合ったり。停滞していた毎日は、確実に前進していきました。そして、昨年、航空会社から内定通知が。いよいよ来月は入社式。秋にはパイロットに向けて訓練が始まります。迷いも、失敗も、全てが夢につながっていく。「意味のないものはないよ」。どうして両親がそう言うのか、素直に実感できることに、自分でも“成長”を感じます。 

神と出会えたことで、私の心には軸ができました。弱さを隠さず、背伸びをせず。みんなの“思い”を乗せて飛べるパイロットを目指して、家族と、まだ見ぬ同期と、これからの日々を乗り越えていきたいです。

「教え」を学び
  人生の「真理」を知って
    人生(こころ)の支えに
           「生きる」こと
 心の迷いは消え去って
   人生の目的(いみ)が見えてくる
人間は 人生の「真理」
   あるべき道(すがた)に
           気付くほど
        心は明るく 強くなる
 感謝 感動 調和と
   気持ちが流れる先に
       勇気と自信が心に芽吹く

令和8年2月15日〈中略あり〉