(静岡県MN/70代男性/公務員)
「自分の生き方を変えなければ、何も変わりませんよ」。かつて、息子が職員から言われた言葉です。そのひと言に励まされ、大きく心を成長させた長男。うれしく見守ってきたものの、「生き方を変える」のは、私にも必要なことだったのです。
病気を通して気付いたことは
我が家は、2歳で脳腫瘍を発症した息子を、幾度も救われてきました。持って5歳と言われた命が、今37歳。医師にも「不思議」と驚かれます。だから、私自身が胃がんを患った時も、高をくくっていたのかもしれません。「うちは、神にお守りいただいているから大丈夫」と。ところが、現実は厳しく、退院までの間に、予定されていた昇進の道が途絶えるなど、ショックに打ちのめされる体験をしたのです。
さらに、自分がいなくなった後、子や孫はどうなるのかという先への不安…。少しでも良い生き方を残したい。日頃、勉強会で学んでいた、心の安らぐ、和のある家庭をつくることの大切さが、急に現実のものとして胸に迫ってきました。そして、「自分自身の生き方を改めもせず、神様に何とかしてもらおうは、甘えだった」と、ようやく気付いたのです。「病気を呼び込まない生き方をしたい」「こんな情けない自分を変えたい」と、本気で思いました。
「分かり合おう」と努めたら…
私は、とても短気です。すぐにムッとし、きつい言葉を吐いたり、思いをしまい込んでそっぽを向いたり。妻から、「何を考えているか分からない」と何度言われたことか。それでも、自分の気持ちを優先させ、結論を出した上で「こうする」と断言。妻に理由を聞かれても、「決めたから」。これで、私の考えを理解してもらえるはずがありませんでした。妻を「きつい」と責めてきましたが、よく私と付き合ってきてくれたと、感謝と反省が膨らみました。
穏やかに会話し、少しでも妻と分かり合いたい。だから、「短気を出さないように」「自分の殻に閉じこもらないように」と、神に願いながら、心を立て直す努力を続けています。短気が起こるのは、相手に意見を否定されたとき。それに気付いてからは、自分の考えが固まる前に話すようにしました。何でそう思うのか、どうしたいのかを、積極的に伝えることも意識。それだけで、気持ちのいいやりとりができるのです。「どう思う?」と投げ掛けると、一人で考えるより、もっといい結論に行き着くことも分かってきました。穏やかに、笑いながら話を聞ける自分になれたことにも、感謝しかありません。
子や孫に良い生き方を残したい
神に願うべきは、人として悔いを残さない生き方をすること。それに気付けたおかげで、家族と随分仲良くなれました。妻の料理を無言で食べていた私が、「ありがとう。いただきます」と、当たり前のように声に出します。作ってもらったのだから、片付けは自分が…と、自然と体が動きます。妻に支えてもらっている分、「できることを積極的に」と思うのです。私から感じていることを、気楽に話す機会も増えました。ありがたいことに、あの入院以来、健康にも恵まれています。
仕合せの仕組みを知り、昔とは、まるっきり違う自分に変われました。まだまだ欠点はありますが、先祖から受け継いだ「誠実さ」も確かに持ち合わせている私です。悪いところを抑え、良いところが輝くように、そしてそれを、子や孫に残せるように。昨年、静岡焼津偉光会館新生式の折に強く誓った思いを胸に、日々頑張っているところです。
自ら「教え」に気付きを得て
心を正す努力をする
自然と 言葉や態度に
明るく優しい薫りが漂う
その時 「心」は「運命」に重なり
信頼し 支え合う気持ちが
家庭に芽吹く
人間は 「運命」の力で
重なり 補い合う環境に
心明るく 強く「生きる」人と成る
真実「健康」を手にした
人の心(姿)が ここにある
(令和4年11月23日)
※この方の息子さんからの「神の実在体験談」も、併せてご覧ください。

