No. 1653

神の教えで変化していく心
穏やかな日常に感謝!(続編)

(長野県NK/70代女性/パート) 

子供の頃から、母が嫌いでした。弟たちはかわいがっても、私には怒ってばかり。父ともしょっちゅうけんかしていました。「母のようにはならない」。そう決めていたのに、気付いたら、優しい夫に強い言葉をぶつけ、上から目線…。「こんな自分を変えたい。優しい妻になりたい」。必死な思いで神示教会の信者になったのは、3年前のことでした。 

驚くほど変わった夫婦関係

以来、私は大きく変わりました。神の教えを学んでいるだけで、腹の立つことが減るから不思議です。穏やかに、責める心が出ないように祈願するうちに、人に食ってかかることもなくなりました。時に夫婦げんかをしても、以前のように「別れる!」「出ていく!」と声を荒らげたりしません。顔つきまで穏やかになり、夫や友人に、「変わった」と驚かれるほどでした。 

「でも、もっと変わりたい。夫ともっと仲良くなりたい」。だから、夫を誘いました。「一緒に学ぼう」と。何と夫は、「おまえが変わったから」とすんなり信者に。昨年から、夫婦で学んでいます。少しずつ、無口な夫からも話し掛けてくれるようになり、笑顔で過ごす時間が増えました。 

弟と再び心が通い始めて

そんな中、健康診断で、がんの疑いがあることが判明。怖くて、心配で、最初は夫にも打ち明けられませんでした。どうしよう…。どうなるの? 押し寄せる不安を神に祈願していた時のこと。なぜだか突然、母や弟のことが頭に浮かんできたのです。 

母は十数年前に他界しています。実は、その時に遺産相続でもめてから、お墓参りをやめ、弟とは一切の連絡を絶ってきました。母や弟に持ち続けてきた責め嫌う心…。それが昨年、事情を知る夫の後押しを受け、お墓参りをすることとなったのです。 

いざ、お墓に到着すると、顔も見たくなかった弟の姿が…。すぐに帰ろうとした私を、夫が引き留めました。「せっかくここまで来たんだから、ちゃんとお参りしていこう」「お墓で、けんかなんかしないよね」。だから、勇気を出せました。挨拶した私を見て、驚く弟。その肩越しに見えたお墓のきれいなこと…。「一人で手入れしてくれていたんだ」。一瞬にして感謝が湧き上がり、長年のわだかまりがスーッと流れていきました。弟も、「遠くから来てくれたんだね。ありがとう」と言ってくれ、再び心が通い始めたのを感じました。 

生き方を正せるありがたさ

不思議と、母を憎む気持ちも消えました。どうにもならない心を、神が守ってくださったとしか思えません。教えを学んでいなければ、あり得ないことと思います。その後、病気のことも、不安な気持ちも、夫に伝えられました。夫は優しく寄り添ってくれ、再検査の結果も落ち着いて聞くことができました。ありがたいことに「異常なし」。家族が仲良く、豊かな心で暮らすところに、健康が手に入る。神の教えのとおりでした。 

救いを求めれば、必ず応えてくださる神。病の不安はあったものの、おかげでずっと引きずっていた感情から解放されました。我慢でも、無理やりでもなく、自然と生き方を正していける神示教会の環境。心の手入れができることに、感謝しかありません。ゆったりと穏やかな心で暮らせることが本当にありがたい。その仕合せをかみしめる毎日です。 

心(運命実体)で生きる人間は    
  「実体」を高めるほどに     
   「運命」に守られた人生が歩める
家族で「教え」を学び 
    「真理」で関わる家庭を  
            築いてごらん
 自然と「心」明るくなって
    人との出会いに「夢」が広がる
「教え」に「人生」の気付きを得て  
   人との出会いを大切にするほど 
  人の実体は引き上げられて 
        真の健康を手にできる

『真実の光・神示 令和3年版』93ページ(中略あり)

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