No. 846

なぜ自分だけ浮いている?
取り払われた拒絶の壁
(北海道MI/50代男性/内装業)

職人の仕事が大好きで、とことん一生懸命やったことが、なぜだか評価となって実らない。悶々(もんもん)、イライラは募るばかり。つい先日までの、偽らざる自分の姿でした。

浮いていた原因に気付く

神示教会との出会いは、ちょうどその頃でした。信者だった姉を、偉光会館に送っていったのがきっかけで建物の中へ。正直「何をやっているのか分からない所」でしたが、お話を聞くと、「生き方を学ぶ所」。しかも、「言っていることはそのとおりだな」と素直に入ってきたのです。

そうして信者籍を置いたのが3年前。「仕事をこんなに頑張ってるのに、認めてもらえない」「話もかみ合わない」。神の教えで、原因がはっきり見えました。「ガチガチで柔軟性のない心」。仕事をやり抜くために、昼休みは返上して当たり前。「すみません、助けてほしいです」が言えない頑固さ。頑張る気持ちが度を越した結果、周りから浮いてしまっていたのだと思います。

自分目線を変えてみると

「弱点は祈願で修正していける」と知れたのは大きかったです。「自分はこんなに頑張っている」「自分ならやるのに、なぜあの人はやらないのか」と、何事も自分軸だった私の心に、「相手の状況はどうか?」と周りの存在が入ってきたのです。「無理しないでいいよ」「休憩時間だから休もうか」など、これまでの自分では考えられない言葉が出てくるようになりました。

そして、自分自身をいたわる大切さも知りました。「ほどほどの心」。人を頼って、感謝を伝えて…。そうした関わりの中で相手が笑顔になり、その瞬間に込み上げる「うれしさ」。神が言われるとおり、人との関わりはとてもすがすがしく、心地よいものだったのです。

今までにないことだらけ

信者になって3年。冷静に考えると、毎日に何かしら喜びがあり、「去年はこんなことなかったなー」と思う自分がたくさんいます。中でも、疎遠だった両親や兄に連絡を取り、元通りの関係を取り戻せたのは、本当に大きな喜びです。

きっと以前の自分は、相手が関わろうとしてきても、突き放して拒絶していたのでしょう。周りには、「随分変わったね。明るくなった」と言われます。これからも肩の力を抜いて、ほどほどに。人との関わりの中で、楽しく生きていけたら最高です。

「教え」を人生の支えにして 関わりを深める努力をする
 「道」欠き 外す心の動きは慎み 協力 協調する動きを取る
 自然と互いの運命が重なり 補い合って 調和して「生きる」環境を生む
 そこに 家族 縁者 友人 知人の心も重なり合って
    喜び多く 生きがいにあふれた人生を歩んでゆける

「教え」を人生の支えにして
    関わりを深める努力をする
 「道」欠き 外す心の動きは慎み
    協力 協調する動きを取る
 自然と
  互いの運命が重なり 補い合って
    調和して「生きる」環境を生む
 そこに
  家族 縁者 友人 知人の
        心も重なり合って
    喜び多く
      生きがいにあふれた人生を
        歩んでゆける

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)