自閉症の息子と向き合って
「大好き」と言われる母に
(千葉県SH/20代女性/主婦)

赤ちゃんの頃から、「何だか育てるのが大変」と感じていた長男。3歳近くなっても寝かしつけに何時間もかかり、かんしゃくがひどく、一度泣き出すと止まりません。そんな息子にイライラし、「これじゃ駄目。100%優しいお母さんにならなきゃ」と自己嫌悪。しまいには、長男が私をたたきながら、「ママ嫌い!」と言うようになり、本当に苦しかったです。

「しないと」から解放された心

そのような中で受けた医療相談で、「自閉症の可能性が高い」と言われました。普通ならショックで「これからどうしよう」と思うでしょう。でも、「もう息子に無理させなくていいんだ」と涙がこぼれた私は、神に心を守られていたのだと思います。

その頃、『理知の真理』で読んだ「家庭に手本はない」という一文に目が覚めました。私は、「できるだけ子供を公園で遊ばせないと」などと、形の「しないと」にとらわれて、心の部分で「しないと」いけないことを見失っていたのです。

一番「しないと」いけないのは、自分の心を穏やかにする。私は叱ることにエネルギーを使い、「駄目だよ!」を連発。いつしか長男は、1歳の次男に、私と同じ口調で接するようになっていました。

夫婦の心を重ね始めたら…

私の心は、夫にも悪影響を及ぼしていました。私が子供の心配事ばかり話し、夫の声は疲れ気味…。だから、明るい挨拶に始まり、ささいな子供の成長も「うれしい出来事」として共有していきました。

そんなある日、長男が「貸して」が言えるようになったのです。これまでお友達のおもちゃを取ってしまうこともあったので、大きな成長です。息子を目いっぱい褒めた頃から、成長は加速しました。次男に「こうしたいんだよねえ」と優しく話し掛け、嫌がっていたお風呂や着替えもすんなり。「もともと、こんなに穏やかな子だったんだ」と驚くほどです。

居心地の良い我が家に

先日、長男がふっと「ママ大好き!」と言ってくれ、うれしくて、うれしくて涙があふれました。自閉症というと、コミュニケーションが苦手なイメージがありましたが、長男はそんなことはなく、誰にでも人懐っこく挨拶します。明るい息子がとてもいとおしいです。

「100%優しいママでいられるように」と気張っていた時より、心はずっと楽で、しかも自然に優しくいられます。神と一緒に生きれば、我が家はもっともっと仕合せになれる。そんな安心感に包まれて、既にとても仕合せです。

親が肌で伝える愛は 我が子の感受性を安定させ 理性ある心(生活)を身に付けてゆく
 夫婦で「教え」を学び 夫婦の会話に生かしてゆく家庭環境に
    我が子の心は安心 安定し 運命の力が引き出され 磨かれてゆく
 この環境こそが 家庭教育の姿である

親が肌で伝える愛は
    我が子の感受性を安定させ
      理性ある心(生活)を
        身に付けてゆく
 夫婦で「教え」を学び
    夫婦の会話に生かしてゆく
      家庭環境に
  我が子の心は安心 安定し
    運命の力が引き出され
      磨かれてゆく
 この環境こそが
    家庭教育の姿である

『真実の光・神示 平成29年版』185ページ

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