人と関われば関わるほど、つらくなるのはなぜ…? 子供の頃は、言いたいことを言っただけで親に怒鳴られ、家の中で孤立していました。家の外でも、人と話をすれば、なぜか抑え付けられる言葉が返ってきます。結婚後は、夫の暴言、暴力に耐えられずに離婚。子供たちは、会話もしてくれない状態でした。
誰にも分かってもらえない苦しさで、私の心はパンパンでした。3年前、そこに追い打ちをかける出来事がありました。嫁いだ娘が脳梗塞で倒れたのです。左半身不随。「一生車椅子生活」と言われました。命が助かっただけでも奇跡…。でも、年若い娘は現状を受け止めきれず、私が励ますと感情をぶつけてきます。しまいには、「もう関わらないで」とまで言われたのです。
見えていなかった自分の心
どうしていつもこうなるんだろう…。神の教えは昔から学んでいましたが、この時ほど、真剣に学んだことはなかったように思います。
「いや」「でも」「だって」。人と話す時、私はこの言葉を多用していました。娘が「つらい」と言えば、「でも、命があることに感謝でしょ」。悪気はありません。本当のことを伝えただけ。でも、きっと娘は、「分かってもらえない」と悶々(もんもん)としたはずです。自分ばかり我慢してきたと思っていましたが、娘も、私の言動に我慢している…。誰にも味わわせたくないと思っていたつらさを、一番大切な、我が子に味わわせてしまっていたのです。
娘の「つらい」の言葉に、「つらいよね」と寄り添うことをうんと意識しました。少しずつ解けていく娘の心。「お母さん、夫が良くしてくれるんだ」「周りの人にも感謝してる」。「偉いね」「ありがたいね」と、寄り添う言葉がさらに出てきます。
人と関わることが気持ちいい!
「一生車椅子」と言われた娘は、歩けるまでに回復。デイサービスに通い、私に塗り絵や絵はがきを送ってくれます。「人生、山あり谷あり。一度きりの人生を楽しもう」とメッセージ付き。娘の前向きさに感動し、元気をもらう毎日です。
人と縁が深まらず、右往左往と悩み苦しんだ人生でしたが、今は、人と関わることで心が満たされています。自宅に来た業者さんや病院で出会った方、疎遠になっていた親戚…。毎日、何度となく「ありがとう」の言葉を交わしています。「人に関われば関わるほど気持ちいい」。私の心はすっきり、穏やか。生きることが楽しいです。
有限の時(人生)を生かしきるため
人は神との出会いを意識し 実体を磨き 高めること(努力)が必要
「教え」を学び 「真理」に生きる努力をする
自然と運命の力が引き出され 万人 万物との出会いが広がり 深まる
「教え」が人の心(人生)に気付き 悟りを与え
「運命」に守られ 悔いなき人生を歩み抜ける
有限の時(人生)を生かしきるため
人は神との出会いを意識し
実体を磨き
高めること(努力)が必要
「教え」を学び
「真理」に生きる努力をする
自然と運命の力が引き出され
万人 万物との出会いが
広がり 深まる
「教え」が人の心(人生)に
気付き 悟りを与え
「運命」に守られ
悔いなき人生を歩み抜ける
『真実の光・神示 令和3年版』42ページ(中略あり)