「みんなの笑顔が見たい」
私なりの「命の使い方」
(東京都HK/60代男性/無職)

健康には、人一倍自信あり。36年のサラリーマン生活もほぼ欠勤せず、定年まで元気に勤め上げることができました。

飲み食い大好きな私です。定年後は、昼間から友人とお酒を飲むなど、これまでできなかったことを楽しむ毎日。そんな中、体に異変を感じ始めました。おなかが出てきて、足がむくみ、下痢がひどいのです。家族に検査を勧められましたが、病院嫌いのため、断固拒否。そのうち、歩くことすらままならなくなってしまい、昨年末、しぶしぶ診察を受けました。

「頂いている」だけでなく…

大腸がんによる腸閉塞(へいそく)。「がんは末期で、手術できません」突然の宣告に、頭の中は真っ白でした。

後悔と反省で埋め尽くされていく心…。でも、神がすぐに前向きにしてくださいました。今、頂いている私の命。ただ「頂いている」だけでなく、「使う」生き方をしようと強く思ったのです。

自宅でベッド生活となった我が身にできること。「人を笑顔にする」のを目標にしようと思いました。もともと話好きな性分です。心が上向きになると、口から冗談が出てきます。家に来られる医療関係の方が、「楽しいひとときです」と言ってくださるようになりました。

愛されている実感がパワーに

やっぱり一番見たいのは、家族の笑顔。だから、「ありがとう」「すまない」の言葉に心を込めて、何度も何度も伝えます。それしかできない自分を、情けなく思うこともありますが、その気持ちを家族が吹き飛ばしてくれるのです。

妻はニコニコと私の世話をし、長女はベッドのそばに張り付いて、ボーイフレンドの話などをしてくれます。仕事の愚痴をこぼしたときは、私の出番。一生懸命アドバイスします。次女は、酒飲みの私を嫌っていましたが、「お父さんが優しくなった」と言って、孫を連れてしょっちゅう来てくれるようになりました。しかも、私の大好物のハンバーガーの手土産付き。先日は、「この家に生まれてよかった」とまで言ってくれました。家族にこんなに愛されている…。だから、体が動かない分、みんなを笑顔にできる「心遣い」をしたいと、何より思うのです。

「春まで持つか」と言われた私の命でしたが、桜を見ることがかないました。末期がんというのに痛みもなく、大好きな食事もできます。しかも、家族と一緒に食べられるのです。「みんなの笑顔が見たい」。それを神に願って、きょう一日を大切に生きています。

妻より

一日の終わりに、夫と「きょうの不思議」を話すのが日課です。「○○さんが家に来て、笑ってくれたね」「孫のかわいい顔が見られたね」「何よりもこうして生きられたよ」。そう言ってニコッと笑う夫を見ると、私も元気が出ます。夫婦ともども、笑顔で過ごせる毎日に、大きな大きな神のご守護を感じています。

心で生きる人間は 「仕合せ」心に感じるほどに 「生きる」力が湧きいでるもの
「仕合せ」は 和のある家庭に育つ感動
――神の教えを我が家に生かす――
 自然と 家族それぞれ 共に生きる今の仕合せ 心に感じ
    笑顔の絶えない我が家となるのである

心で生きる人間は
  「仕合せ」心に感じるほどに
    「生きる」力が湧きいでるもの
「仕合せ」は 和のある家庭に育つ感動
――神の教えを我が家に生かす――
  自然と 家族それぞれ
   共に生きる今の仕合せ 心に感じ
    笑顔の絶えない
      我が家となるのである

『真実の光・神示 平成19年版』181ページ(中略あり)

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