No. 765

80歳目前でも現役看護師
「資格が光る生き方」を
(群馬県KN/70代男性/看護師)

80歳目前の私ですが、今も現役の看護師として老人ホームに勤務させていただいております。30人ほどのスタッフの中で、もちろん私は最年長。若い方には、「あなたを目標にしています」と言っていただき、オーバーと思いながらも、うれしいです。

多弁ではなくても伝わる思い

日々、点滴などの医療業務に加えて、食事や排せつの介助など、介護の仕事もあります。私にとって施設は「仕事場」でも、皆さんにとっては「24時間生活する場」。そう思ったら、何の心配もなく、楽しく過ごせるようにと願わずにはいられません。

家族のこと、お金のこと、病気のこと…。不安な思いを話される方も少なくないので、「大丈夫ですよ」「ずっとここにいてくださいね」などと言いながら、手を握ると、それは安心されます。私は多弁ではありませんが、気持ちが伝わっていることを感じて、自分の心までほわほわと温かくなるのです。

おむつ交換や、ベッドから車椅子への移動など、体力勝負の仕事も多く、利用者さんが「申し訳ないね…」と恐縮されることもあります。「できることはやるので、心配しないでくださいね」と、にこっと笑顔をお届けすると、相手もにっこり。「本当にありがとうね」と言っていただき、やりがいも二倍、三倍です。

神が私に教えてくださったこと

気付けば、看護師になって約50年。いくら定年のない仕事とはいえ、この資格をこんなにも長く生かせるとは思いもしませんでした。長年神の教えを学んできて、無意識のうちに「資格が光る生き方」をつかませていただいたのだと、感謝があふれてやみません。

振り返ると、神との出会いは36年前。教会の清らかさに、「神が宿る環境」と素直に感じ、吸い寄せられるように信者籍を置いたことを覚えています。そこから一筋に歩んできた年月。「神と一緒なら、何があっても絶対大丈夫」と、自信たっぷりに言い切れる人生を手に入れることができました。

「元気なうちは、お役に立ちたい」。どれだけ年を重ねても、この思いが全く枯れないのが、私にとっての奇跡です。仕事終わりに歩数計を見ると、12000歩。家に帰れば少し疲れが出ますが、また次の日に制服を着ると、シャキッと元気が出ます。そんな毎日に、感謝感謝です。

神示で確認 「喜び」の仕組み

仕事の「真実」 あるべき姿とは
    「運命」の力をもって 世(社会)に奉仕するときに味わう 充実した心
    互いの運命が重なり 補い合う 満たされた心
 仕事の魅力――
    我が運命の力をもって 社会に奉仕し
      感謝 感動の共感が生み出す 生きがいにある

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』174ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

仕事の「真実」 あるべき姿とは
  「運命」の力をもって
    世(社会)に
      奉仕するときに味わう
        充実した心
  互いの運命が重なり 補い合う
    満たされた心
 仕事の魅力――
  我が運命の力をもって
        社会に奉仕し
    感謝 感動の共感が生み出す
      生きがいにある

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』174ページ(中略あり)