No. 750

神の力で短気が長所に!
仕事にやりがいと喜びが
(北海道TK/50代男性/会社員)

学生時代の私は、勝ち気で反発心が強く、すぐかっとなってはけんかの繰り返しでした。それが災いし、大けがを負って初めて、短気でいいことなど何もないと悟ったのです。

そんな私でも、神の教えの「人と和合する」「穏やかに生きる」を意識するようになってから、短気な性格が徐々に緩和。結婚もでき、運送関連の仕事にも、長年、やりがいを持って従事してきました。

心を立て直すコツがある

2年前、トラックに農作物を積載する部署から、運搬車両の手配担当へと異動しました。すると、パソコン相手の不慣れな業務にてこずり、悪い心の癖が出てきたのです。できない自分へのイライラが募る中で繁忙期を迎え、精神的苦痛が続きました。

しかし、こんな時こそ、神の教えからつかんだ「心が穏やかになるコツ」を発揮する時。「不慣れなら慣れればいい」と気持ちを切り替えるうちに心が安定し、前任者の支援ももらえて、無事繁忙期を突破できたのです。仕事にも慣れ、独り立ちすることがかないました。

性格を強みとして生かす

私は基本1人で作業しています。繁忙期には、誰でも感情が爆発してしまうくらい超ハードな仕事です。予定どおりに進まない不測の事態も発生するため、毎朝、「一日穏やかに過ごせるように」という祈願は欠かせません。

台風や積雪で支障が出そうなときは、先読みして、段取りを変更。元来の短気な性格から、じっとしていられず、瞬時に判断したり、積み込みが間に合わなければ手伝ったり、てきぱき動くのはお手のものです。農作物を良い状態のまま届けられて喜ばれたことが、何度もあります。短所でしかないと思っていた気の短さが、良さとして役立つとは…。全て、神のお力のおかげです。

役立っている自分を実感

そうして迎えた2度目の繁忙期。関連者への急な協力要請も、状況を丁寧に説明すると分かってもらえ、「無理してでもやるよ。任せておいて」と言ってくれる味方が増えました。驚くほどスムーズに仕事が回り、難なく乗り越えた私に、同僚から「さすがですね」とひと言。依頼主からも、「あなたの会社は、いつも荷物がちゃんと届く」と喜ばれ、この上ないやりがいを感じます。

けんかっ早い自分が何の問題も起こさず、24年もの間、運送会社で勤め続けてこられたのは、奇跡としか言いようがありません。昔の自分と違うのは、どんな事態も受け止め、周りの状況や相手のことを考えるゆとりがあること。自分を支えてくれる周りの存在にも感謝が持てて、かちんとくることがあっても、一呼吸置いて流せます。短気なりの良さを大いに生かして、お世話になった人たちに返していこうと努めています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に気付きを得て 「実体」の修正に心(悟り)使うほど
    人は皆 奉仕に「生きる」心が引き出される
 「人生」あるべき心(姿)が見えてきて 
    ますます「道の真理」が心(人生)の支えとなる
 多くの出会いに引き上げられ 時に支えられ 見守られ
    生きがい多い人生を歩んでゆける

『真実の光・神示 令和2年版』110ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に気付きを得て
    「実体」の修正に
      心(悟り)使うほど
  人は皆
    奉仕に「生きる」心が
      引き出される
 「人生」あるべき心(姿)が
        見えてきて
  ますます「道の真理」が
    心(人生)の支えとなる
 多くの出会いに引き上げられ
  時に支えられ 見守られ
   生きがい多い人生を歩んでゆける

『真実の光・神示 令和2年版』110ページ