突然、娘が夫を毛嫌いするようになりました。「顔も見たくない」と言って、家を出て一人暮らしを始めてしまったのです。
統合失調症を患っている娘です。毛嫌いの矛先はたまたま夫というだけで、もしかしたら私だったのかもしれない…と思うと、余計に夫がふびんでした。何とかしなくては! この時、私は初めて「娘」ではなく、「夫」に心が向いたのです。
「娘メイン」だった心が…
夫婦仲は良いと自負していましたが、本当の意味での仲良しではなかったのだと思います。なぜなら、私は娘の心配ばかりして、神が言われる「家族の心をつなぐ」という、妻としての役割をちっとも果たせていなかったからです。
娘のアパートに様子を見に行った時、いつもは「この頃どう?」「食べる物ある?」と娘メインの会話。そこに、「これね、お父さんから『持っていってあげて』って言われた物だよ」などと、夫の話をたくさんプラスしていきました。家に帰れば、今度は夫に「伝えといたよ。喜んでたよ」などと話し、つなぎ役に努めました。
そんなやりとりをする中で、自然と湧き出てきたのが「夫への感謝」。娘の好物を買ってくるなど、我が子を心から気に掛けていることが、よく伝わってきたのです。だから、「ありがとう」の言葉も、今まで以上に出てくるようになりました。
どんどん好転していく不思議
そしてある時、娘から突然の電話。「懸賞に応募したら、松阪牛が当たったの。実家に届くと思う」とのこと。しかも、「家に食べに行くから」と言うのです。思わず、「え!? お父さんいるけどいいの?」と言うと、「いいよー」との返事。それを夫に話すと、もう大喜び。ウキウキしているのが体全体から伝わってきました。
気が付けば5年ぶりの家族だんらんです。その歳月を感じさせないほど、夫も娘も普通に話していました。夫は張り切って肉を焼き、娘と私の皿に取り分けてくれ、「立派なお肉ね~!」と話が弾みました。
この日以来、娘は毎週、我が家に夕飯を食べに来るようになりました。これだけでも夢のような話なのに、喜びはまだあります。統合失調症もすっかり良くなり、今は薬を飲まなくてよくなったのです。
神の教えを実践すれば、じたばたと人工工作しなくても、自然と環境が好転していく…。今年は「不思議を味わう年」と学びましたが、本当にそのとおりです。不思議な神の力を感じています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 身に付け 家族の心を愛でつなぐ努力をする
自然と家族の会話も増え始め 家庭のあるべき心の姿が見えてくる
夫婦仲良く 信頼を深める家庭には
自然と親と子の心が重なり 愛が支える思い(期待)が芽吹いてゆく
「教え」が家族の心をつなぎ 悔いなき人生へと導いてゆく
『真実の光・神示 平成29年版』28ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 身に付け
家族の心を愛でつなぐ努力をする
自然と家族の会話も増え始め
家庭のあるべき心の姿が見えてくる
夫婦仲良く 信頼を深める家庭には
自然と親と子の心が重なり
愛が支える思い(期待)が
芽吹いてゆく
「教え」が家族の心をつなぎ
悔いなき人生へと導いてゆく
『真実の光・神示 平成29年版』28ページ(中略あり)