No. 711

神と歩んだ40年の人生
きつい性格も穏やかに
(東京都KK/80代女性/主婦)

神と出会って約40年。「きつい私」から「穏やかな私」に変われたと自負しながら、無事に80歳を迎えられました。

今までを振り返ると…

長年働いてきた建築会社は、男性ばかり。言葉は、ハッキリ大きな声で言わなければ伝わらない世界です。筋が違うと思えば「そうじゃないでしょ」とズバッと指摘。正しいことを言っているのだから、問題ないと思っておりました。

そんな私の心に変化があったのは、神の教えを学ぶようになってからです。「きつい言い方をして、あの人も、この人も、随分傷つけてきたな…」と、素直に反省したのです。神の教えは、悪気なく生きてきた過去を、客観的に見詰める視点をくれました。そして、ここから先の未来をどう生きればよいのかも示してくれたのです。

「人の心を見る努力」をするようになりました。相手の言動がおかしいと思えば、まず「正す」自分。これをやめて、まず「聞く」。それまでのように人の意見をバッタバッタと切り捨てることはなくなりました。

一人一人の心に目を向けて

数年前、高齢者対象の手話ダンスサークルを立ち上げました。10人ちょっとで行っていますが、かつての正義感丸出しの自分でやっていたら、大変だったと思います。

「全然できない」といじける人。口癖のように「私、駄目だから」と言う人。「そんなこと言うのは違うでしょ」「雰囲気を悪くしないで」と正すのは簡単。でも、私の中に「相手の自尊心を傷つけない」という神の教えがよぎります。生まれ育った環境が違うように、人の心もみんな違うもの。気持ちを受け止めながら、「気にし過ぎないで、次、頑張ろう!」と明るく声を掛けて、良いところを褒めて…。こんな自分になれたことに自分で驚いてしまいます。おかげさまで、皆さん毎回楽しみに参加してくださっているのもありがたいことです。

心の元気は体にも影響して

実は、私には体のあちこちに持病があります。でも、気持ちはすこぶる元気で、いつも「相手の心が元気になれるように」と祈願しながら人と触れ合っています。そう思っているから、自分の体も持たせていただいているような気がしてならないのです。

学校の勉強だと一度学んでおしまい。でも、神の教えは何度も学べます。学ぶほど、いつもと異なる角度から物事が見えるようになるのです。その積み重ねで今ある私の豊かな晩年。生涯現役で心を磨いてまいります。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」が人間に あるべき心の姿を気付かせる
 後は 自ら「真理」に悟りを得て 出会いに生かす努力をする
 多くの人との出会いに「心(人生)」を支えられ 生きがい多い人生を歩んでゆける

『真実の光・神示 令和2年版』65ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」が人間に
    あるべき心の姿を気付かせる
 後は 自ら「真理」に悟りを得て
    出会いに生かす努力をする
 多くの人との出会いに
  「心(人生)」を支えられ
   生きがい多い人生を歩んでゆける

『真実の光・神示 令和2年版』65ページ