No. 682

努力は必ず報われる!
神と歩む人生に無駄はない
(佐賀県HM/50代男性/公務員)

数年前、妻が脳出血で倒れました。「このまま、助からないのでは…」実母を脳の病で亡くしている私は、不安に押しつぶされそうでした。そうして気付いたら、神の館で、必死に妻の無事を願っていたのです。

自分のやるべきことは…

結婚して10年。妻には、どれほど支えてもらったか知れません。というのも、私は若い頃、父の店を継ぐために修行に励んだものの、いざ地元に戻った頃には、時流で仕事が激減。やりきれない思いを抱えつつ、学生時代からやっていたスポーツ指導に加え、仲間と立ち上げたNPO法人で、時折役所から仕事をもらい、何とか生計を立てていたからです。

「妻に何もしてやれていない…」悔しさが込み上げ、泣きながら祈願。さらに教務相談を受ける中で、「今、自分が心折れてはいけない。一番不安な妻をしっかり支えていこう」と、自分のやるべきことが見えたのです。

その日から、神の館で祈願しては、病室に通いました。「大丈夫だよ。俺が付いているから」「神様が一緒だから頑張ろう」などと、妻が安心するようにたくさん語り掛けました。容体が安定してからは、神の館で学んだことを話すと、それはうれしそうに聞いていた妻。教えが心の支えになり、どんどん前向きになっていったのです。医師も驚く回復ぶりで、無事に退院できました。残ると言われた半身不随も、言語障害もほとんどなく、車の運転許可までもらえて、感謝しかありませんでした。

悲観する思いからの脱却

よかったのは、それだけではありません。私自身、妻の病を通して、神の教えを真剣に学ぶうちに、今なすべきことが見えました。実は、私は男としての理想像を捨てきれず、「自分はこんなものじゃない。もっといい仕事があるはず」という思いを引きずっていました。それが、「そうじゃない。今ある仕事に、感謝の気持ちで精いっぱい取り組もう。できることに誠実に取り組めばいいという心に変わったのです。奉仕心で積極的に臨むと、不思議と充実感が生まれ、心にくすぶっていた人生を悲観する思いから脱却できました。

思わぬところで人の引き立てが

そんな中、役所から、「君の仕事ぶりを見て、ぜひ公務員になってほしいと思って…」と異例の話を頂いたのです。信じられない思いになりながらも、喜んで引き受けました。地域住民の対応など課題は山積みです。しかし、何かあっても、神の教えに必ず乗り越えるヒントがあることを知っているので、気持ちはぶれません。毎晩、妻と語り合い、励まし合うひとときに癒やされ、パワー全開です。

先行き真っ暗だった自分の人生が、神の教えと伴侶の存在が支えとなって、明るく開けていることに感謝でいっぱいです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

一日一日 有限の時を無にしてはならない
 不安な思い 巡らすのでなく 神に「思い」預けて 今なすべきことに心を向けよ
 健康も 仕事も 人との出会いも
    ただただ縁ある人の仕合せ願って 「心」を仕(つか)う
 そこに必ず奇跡が起きて 救われるゆえに

『真実の光・神示 平成21年版』121ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

一日一日 有限の時を
    無にしてはならない
 不安な思い 巡らすのでなく
  神に「思い」預けて
    今なすべきことに心を向けよ
 健康も 仕事も 人との出会いも
  ただただ縁ある人の仕合せ願って
    「心」を仕(つか)う
 そこに必ず奇跡が起きて
    救われるゆえに

『真実の光・神示 平成21年版』121ページ(中略あり)