俳優業で東京に通う毎日。撮影を控え、PCR検査をしたら、まさかの陽性で自宅待機となりました。熱は上がる一方…。もうろうとする意識の中、119番しました。
そのまま入院。容体が落ち着き、所属事務所に連絡すると、みんなが泣きながら「よかった、よかった」と喜んでくれました。驚きました。というのも2年前、私は事務所とトラブルがあり、ずっと許せない思いがあったのです。でも、命がある…という有り難さを感じた時、「あの人が、この人が…」などと恨んでいたのが、ほんのちっぽけなこだわりに思えました。「昔のようにみんなと心重ねて、良い仕事をしていこう」と、素直に思えた瞬間でした。
心がきれいに流れた入院生活
入院中、こんなことがありました。私は母と二人暮らしで、病室から電話していたものの、急に音信不通に…。富山に住む弟に話すと、すぐに警察に連絡してくれました。何と母は髄膜炎で倒れていたのです。
すぐに弟が駆け付け、献身的に支えてくれました。実は私は、この弟にも責める思いがありました。両親のことに、ほとんど関わってくれなかったからです。それでも、神の教えで、家族の絆の大切さを学び、縁を深める努力をしていた中での出来事でした。弟に本心から「ありがとう」と伝えられて、詰まった心が一気に流れたのです。
救急搬送された時の私は、「この人、どうなるんだろう…」と思われるほどの状態だったそうです。それが、医師が「何でこんなに元気なんだ」と驚く回復ぶりで、予定より4日も早く退院できました。
神がかけてくださる深い愛
母は意識が戻り、無事に退院。私も仕事に復帰できました。みんなと働けることに感謝、家族がいることに感謝…。日常の一瞬一瞬に「つながり」を感じて仕合せです。だからだと思いますが、人の言葉にすぐムッとしていた私が、「相手の考えを受け止めること」「自ら謝ること」ができるようになりました。これまでの自分では考えられません。おまけに、何もかもがスムーズに回っています。
感染が分かった時、「何で自分が…」「何がいけなかったのか…」と落ち込みました。でも、今は分かります。私は、何かにつけ人を責めて、責めて、ずっと不健康な心で生きてきたのです。神は、病気を通して、そんな私の生き方を変えるチャンスを下さったのだと思います。神の深い愛を感じ、心が晴れ上がっています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに生きる努力をする
自然と心は安定し 物 事の見方が変わる
物 事は 存在ではなく 心に映る感情が乗って見えるもの(現実)
相手 状況を変えるのではなく 自分の心を変えることが必要
「教え」に生きるほど 「心」は変わり 生活環境が好転する
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに
生きる努力をする
自然と心は安定し
物 事の見方が変わる
物 事は 存在ではなく
心に映る感情が乗って
見えるもの(現実)
相手 状況を変えるのではなく
自分の心を変えることが必要
「教え」に生きるほど
「心」は変わり
生活環境が好転する
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ