長年、長距離トラックのドライバーをしています。何事もなくハンドルを握る毎日…。普通の人には当たり前かもしれませんが、私にとっては、これが奇跡なのです。
事故を引き起こす生き方だった
私の家系は、事故に遭いやすいものがあります。私自身、15歳の時に自宅のガス爆発で大やけどを負い、5年後には、高速道路で追突事故に遭って、同乗していた母を亡くしました。
心の動きとは不思議なもので、それでも運転手の仕事を選んだ私。当時は、人間関係で自暴自棄になっていて、働く喜びはゼロでした。転機は、偉光会館で、両親の供養の儀式を受けた時です。こんな生き方では、亡き両親の魂に心配を掛けてしまう…と猛省したのです。
『友輪』や教会図書を助手席に置いて、休憩時間にめくるようになりました。読めば読むほど、我が身が客観的に見えてきます。中でも直したいと思ったのが「短気な性格」です。前の車のノロノロ運転にイライラ。得意先に着けば、「おい運転手!」と見下げられてムカムカ。そんなことを振り返って、気付きました。私自身がゆとりを欠いて、「事故を引き起こしやすい心」になっていたのです。
実体は恐ろしいものではなく…
「今、短気な自分が出ている!」と気付けること自体、当たり前ではないと思います。特に大型車の運転は、一瞬の油断が命取りに…。ですから、常に安定した心でいられるように、祈願が欠かせません。
職場で愚痴を耳にしたりすると、気持ちが揺らぎそうになりますが、「上司は厳しい人だけど、上司の立場で、会社を守ってくれているんだよね」と言える自分になれました。神は、私が親、先祖から受け継いだ「短気な実体」だけでなく、「人の言動にのまれやすい実体」も守ってくださっていることを実感します。
気が付けば30年。一度も事故を起こしたことはありません。神が、私の心にブレーキをかけてくださっているのだと思います。家族の存在も大きく、「お父さんの好物を作って待ってるね」という妻の言葉に、頑張る力も倍増です。
若くして両親を亡くした私が、家族に恵まれ、心の弱さを克服して仕事に尽力できるのは、神の存在なくしてはあり得ないことです。実体は恐ろしいものではなく、神の教えで修正できることを確信しています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 「心」の支えに生きるほど
「実体」は修正され 「運命」が導く人生を歩んでゆける
事故 災難も起こらない
「教え」を学び 「真理」に生きるほど
喜び多く 生きがいある「人生」を歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』23ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び
「心」の支えに生きるほど
「実体」は修正され
「運命」が導く人生を
歩んでゆける
事故 災難も起こらない
「教え」を学び 「真理」に生きるほど
喜び多く 生きがいある「人生」を
歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』23ページ(中略あり)