No. 618

本物の家族になれた!
会話のない40年が一変
(愛媛県KI/60代女性/主婦)

夫を早くに亡くし、子供も独立して、今は義父母と三人暮らしです。何かと心をかけてくれる義母に対し、義父はワンマンで気難しく、何を言っても全否定の人。どんなに気遣っても、傷つくのはいつも私です。それがもう40年。「もういい。義父がいる限り、温かい家庭など無理」と、諦めと反発心が流せずにいました。

ようやく一歩を踏み出すことが

家族で義母の長寿を祝うことになり、ダメ元で義父を誘うと、「わしは行かんけど」。思ったとおり、やっぱり否定。でも、「やったらええ」と言うのです。そのひと言に義父なりの思いやりを感じ、挨拶すら交わさないことが妙に居心地悪くなりました。「まずはここから!」しかし、40年ものブランクは、なかなか勇気が要るものです。祈願し、どう言おうか考えて、ようやく一歩を踏み出せました。

自分から寄り添ってみたら

「じいちゃん。おはよう」「おはよう。挨拶は気持ちええの~」初めての返事に耳を疑いました。しかも、外出するときには、「気を付けて行ってくるんじゃよ」と温かく送り出してくれたのです。うれしい気分に浸れた感謝を、帰宅して素直に伝えました。「一日気持ちよく過ごせたよ。ありがとう」「声を掛け合うのはええことじゃ」本当はみんなと仲良く過ごしたかったんだ。私のことも思ってくれていたんだ。自分から寄り添ってみたら、義父の優しさや本心がたくさん見えました。

口は悪いけれど、本心は相手のことを思っている、それが義父でした。神の教えは、見えていなかったその心に気付かせてくれたのです。義父の良いところが分かったら、今までのわだかまりがすっと流れ、もっと心をかけたくなりました。暑い日には、「これ飲んでおきぃ」と氷水を…。40年もの間、変わらなかったのに、神の教えを素直に実践したら、わずか一週間で、私の心も、家の中も一変。不思議な神の力を感じました。

通い合う心が仕合せ!

「親孝行せんと」「一緒にいてくれるのは当たり前じゃないんよ」人からそう言われて反発していた私も、義父母に対して「してあげている」という上から目線の私も、もういません。二人がいたから嫁として務めることができ、今、家族として一緒にいられることに心から感謝しています。

義父は、私の帰りが遅いと「ご飯食べたんけ?」と気に掛けてくれます。「じいちゃんは?」と気遣い合ったり、冗談を言って笑い合ったり。ぴりぴりしていた我が家は、どこへやら。子供たちは、「信じられない。いいことだ」と喜んでくれます。形の上では義理でも、私にとっては大切な親。やっと本当の家族になれたと思っています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

――我が家の「仕合せ」願って 教えを実践―― 家族の心がつながるように心を使う
 自ら声掛け 心安らぐ家庭へ導いてゆく
今なすべきことを実践するほど
    信者の心(人生)は神の手の中守られて 和のある家庭が築かれてゆく

『真実の光・神示 平成26年版』92ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

――我が家の「仕合せ」願って
    教えを実践―― 
      家族の心がつながるように
        心を使う
 自ら声掛け
    心安らぐ家庭へ導いてゆく
今なすべきことを実践するほど
  信者の心(人生)は
    神の手の中守られて
     和のある家庭が築かれてゆく

『真実の光・神示 平成26年版』92ページ(中略あり)