看護師として、後輩の指導も担当しています。ある日、後輩が上司に「先輩にいろいろ求められるけど、そこまでできない」と話していたと知り、とても落ち込みました。人の命に関わる仕事…。私は、「患者さんにも後輩にも、何かあってからでは遅い」という責任感の下、一生懸命指導していたつもりだったからです。
「見えない思い」を感じ取って
そんな時、家に張ってある神示教会カレンダーが目に入りました。「自分自身にも、周りの人々にも、完璧を求め過ぎない、愛ある考え方、ゆとりのある考え方が、心の豊かさを生み出すこつといえます」。この直使のお言葉を読んだ瞬間、「これだ!」と、一気に視界が開けました。
私はもともと完璧主義。だから、後輩の「できていないこと」を見つけては、指摘していました。でも、「できる」「できない」の前にある、「後輩は後輩なりに頑張っている」その思いが見えていなかったのです。
後輩の「できていること」に目を向けました。「さっきの患者さんへの声掛け、良かったよ」「この看護記録、分かりやすいね。患者さんの家族が聞いたら喜ぶね」。このような声掛けに、いつもこわばっていた後輩の表情が、変わっていきました。今は「指導してもらえて心強いです」と、笑顔が返ってきます。
コロナ禍でものまれない心
「今の私に必要なことに気付かせてもらえる」。神の教えにはただただ感謝です。コロナ禍で大変な中でも、心はブレずにいられ、「神に心を守っていただいているな」と感じる場面がたくさんあります。
私が働く病院では、コロナの疑いのある方も受け入れていて、私自身も、防護服を着て治療に当たっています。患者さんは、健康な人でもおかしくなりそうなくらい、隔離された空間に入院されます。認知症が進んでしまう方や、血圧も測れないくらい大暴れする方もいて、心がのまれそうです。
「目の前の患者さんが、穏やかになれるように関わっていきたい」と、すぐさま祈願しています。心を落ち着かせて、「ご家族に会えなくてつらいですよね」などと声を掛けると、患者さんの表情もふっと和らぐのです。そんな状況をスタッフにも共有して、みんなで同じように関わっていったら、手が付けられないほど暴れていた患者さんが、あっという間に穏やかに…。こんなに短期間で落ち着くケースは初めてで、スタッフみんなで驚いています。これもご守護だな…と神の力の大きさを感じます。
毎朝、前向きに「頑張るぞ!」と思えること。これも、神に心を守っていただいている証拠です。きょうも一日、目の前にいる方のお役に立てる自分でありたいです。
神示で確認 「喜び」の仕組み
神の教えは「真理」と申す
「真理」重ねて生きるところに 皆の人生輝き光る
誠を尽くして生きる「我が心」 神に願って生きるべし
人との出会い深まって 生きる楽しさ広がってゆく
求め過ぎず こだわり過ぎず 「今」なすべきことに思いを向けて生きるべし
『真実の光・神示 平成20年版』161ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
神の教えは「真理」と申す
「真理」重ねて生きるところに
皆の人生輝き光る
誠を尽くして生きる「我が心」
神に願って生きるべし
人との出会い深まって
生きる楽しさ広がってゆく
求め過ぎず こだわり過ぎず
「今」なすべきことに
思いを向けて生きるべし
『真実の光・神示 平成20年版』161ページ(中略あり)