「退職したら、仙人のように山ごもりしてひっそり暮らしたい」が私の口癖。人と関わるのが、嫌なのです。自衛官の仕事も、自分の任を真面目に全うするのみで、仲間への関心はゼロ。家族にも、しっかり働いてお金を渡せばよし。そんな感覚でした。
『友輪』を毎日読んでいると…
転機は突然訪れました。妻に「目の治療をして字が見えづらいから、『友輪』を音読して」と頼まれたのです。私は、信者籍は長いものの、勉強会はたまに学ぶ程度。教会図書など、開いたことはほぼありません。全く気乗りしませんでしたが、「一カ月くらいなら」と、渋々引き受けました。
ところが、ひと月たっても、「目が疲れるから、もう少しお願い」と頼まれます。そうして半年がたつ頃には、毎朝の夫婦の日課になり、いつの間にか、私自身が神の教えのとりこになっていたのです。
神の力で変わっていく心
最初はちんぷんかんぷんで、毎回妻に「どういう意味?」と聞いていました。人との正しい関わり方。詰まった心の流し方。一つ一つ、意味が分かると引き込まれて、学びがどんどん面白くなっていきました。
人と、挨拶もろくにしなかった私が、自ら言葉を交わすようになりました。「人は一人では生きられない」と学んで、本当にそうだな…と思ったからです。仕事でも、あれほど無関心だった仲間の存在に、目が向き始めました。「こうしたら、みんな仕事がしやすいかな」「ついでにやっておこう」。それで喜ばれるのがうれしく、頼られることも増えたのです。「人との関わりって楽しい!」と感じる自分がそこにいました。
自衛隊を退職した後、物流の仕事に就きました。大きな荷物を運ぶ、体力のいる仕事です。皆さんから「力があるねー」「気が利くね」と頼っていただき、日々やりがいを頂いています。
ふと思いました。70歳を過ぎても元気に働けるのは、健康に生んでくれた両親のおかげだと…。長年「飲んだくれでどうしようもない親だった」と責めていたのに…。神の教えは、何十年も流れなかった心まで、きれいさっぱり流してくれたのです。
生きている今、気付けた感謝
自分の見ていた世界がどれほど狭かったのか。何ともったいないことをしてきたのか…。正直、後悔もあります。でも、妻が言ってくれました。「今、神様に気付かせていただいて、ありがたいよね」。その言葉ですっと楽になりました。
仙人になりたかった昔の私は、もういません。人が好きで、好きで、出会った人にすぐ声を掛けてしまいます。「百八十度変わったね」とうれしそうな妻。私が、「会話って楽しいね。僕は120歳まで生きるから、まだ40年以上会話できるよ」とにっこり返しました。これから、もっともっと仕合せになれると、夢が膨らみます。
※この方の奥様からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 一人では 「開運」かなえる人生を歩みきれない
家族で「教え」を学び 正しい関わりを家族で深めてゆく
家族との会話を楽しみ 深めゆくほど 人間は 多くの人との出会いを生む
出会いが「人生」の支えとなり ますます出会いの意味(価値)が心に響く
「教え」が「実体」を修正し 出会いが人(相手)の信頼を深めるもの(出会い)となる
『真実の光・神示 令和2年版』69ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 一人では
「開運」かなえる人生を歩みきれない
家族で「教え」を学び
正しい関わりを家族で深めてゆく
家族との会話を楽しみ 深めゆくほど
人間は 多くの人との出会いを生む
出会いが「人生」の支えとなり
ますます出会いの意味(価値)が
心に響く
「教え」が「実体」を修正し
出会いが人(相手)の信頼を
深めるもの(出会い)となる
『真実の光・神示 令和2年版』69ページ(中略あり)